<この記事にはTVアニメ『ワンピース』と原作漫画『ONE PIECE』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>
長く続いたサンジとクイーンの戦いがついに決着! 心を失い、怪我をさせてしまったと思われたサンジの事件の真相も判明──!?
昨年10月にダンスフロアの戦いに合流する形で始まったサンジとクイーンの対決。半年の時を経て、ついにこの戦いの勝敗が決まる時が来ました。
ジェルマのスーツを粉砕して覚悟を決めたサンジと、まだまだ奥の手を隠していたクイーン。決着にふさわしい派手なクライマックスを第1061話「魔神の一撃!サンジVSクイーン」では、見せてくれました。
◆なんとクイーンも「ジェルマの能力」を披露!
もうジェルマのスーツを使わないことを決意し、スーツを自ら破壊してしまったサンジ。それを見たクイーンは残念がる素振りを見せるのですが、執拗にスーツを見たがっていた答えが明らかになりました。
クイーンは目から光線や電撃をまとった攻撃、そしてワイヤーで敵を掴んで振り回したりといったこれまでにない技を続々と披露します。
これらはなんと過去にイチジやニジ、ヨンジが見せたジェルマ特有のワザ。クイーンは自身の科学力がすでにジェルマに追いついていることを思い知らせるために、サンジに執拗にスーツの着用を迫ったのでした。
これまでやけにジェルマのスーツに対して強い興味を見せていたクイーンでしたがそれは演技で、とっくにその科学の全容を把握していたのです。敵幹部らしい実に性格が悪い戦い方です。
そしてジェルマの科学を熟知していたということで、もちろんサンジのスーツの能力だった透明化の能力も知っていたクイーン。ダメージを負っているはずと煽るサンジに対して、ついに透明化の能力までも披露します。
サンジはこれに対して高速移動により姿を消すことで応戦。さっきまでの激闘が嘘のような、一見その場に誰もいないかのような静かな状態になります。
透明な敵との戦いはスリラーバーク編でもサンジとアブサロムの戦いで描かれましたが、悪魔の実の能力がない、さらなる高いレベルでの透明“対決”となりました。