<この記事にはTVアニメ『ワンピース』と原作漫画『ONE PIECE』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>
鬼ヶ島での戦いも残すはルフィとカイドウの戦いのみ。二人の戦いが一番の盛り上がりを見せる回となった一方で、その瞬間に思わぬ乱入者が出現! 波乱を迎えた第1069話「勝者はひとり ルフィVSカイドウ」では二人の戦いが思わぬ展開を見せる回となりました。
◆敵も味方もしぶとすぎる?二つの戦いが決着!
クイーン、キング、ビッグ・マムと名だたる大物たちが畳みかけるように敗北していく中、残る各所での戦いも次々と決着を迎えました。
まずはCP-0との戦い。イゾウの捨て身の攻撃によりマハを失ったゲルニカ。そんなゲルニカに追い討ちをかけるようにカイドウと戦いの真っ最中であるルフィを消す指令がくだります。ゲルニカもそれを予期していなかったようで、その指令に驚くのですが実はここでもう一人、しぶとく生き残っていた人物が姿を現します。
それが元飛び六胞であり、最悪の世代であるX・ドレーク。不意をついたドレークの剣は見事、ゲルニカに命中します。わざわざ反撃に出てきた理由を聞くゲルニカに自身の正義であることを伝えると、羨ましいと応えたかと思えば、ゲルニカは倒れず指銃(しがん)をドレークに命中させます。戦いとしてはドレークの敗北という形となりましたが、自身に下った厳しい指令を踏まえると、むしろゲルニカこそかわいそうに見えてくる顛末となりました。
もう一つピックアップされた戦いが雷ぞうと福ロクジュの戦いです。改めて、福ロクジュが炎に包まれ倒れるところまでが描かれ、ついに金縛りの術を解いたことで、雷ぞうの勝利が描かれました。
慌てて炎の熱さにのたうちまわる雷ぞうがコミカルではありつつも、火攻めの拷問はなかなかの過酷なものと聞くだけに、相当なダメージを追っているはずなので、むしろギャグのような着地を見せたところに安心してしまいます。
ただ、そこへジンベエが駆けつけた頃にはやはり雷ぞうは瀕死の状態に。かろうじて、雷ぞうがジンベエにお願いすることとは何なのか。気になるところで屋上の戦いへと場面は移ります。