<この記事にはTVアニメ『ワンピース』と原作漫画『ONE PIECE』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>
燃え盛るドクロドーム内でついに逃げ場をなくし始めた麦わらの一味勢力。しかし、意外な二人組がこの状況を打破する活躍を見せる──!?
ルフィがギア5になったことでカイドウへの勝ち筋が見えてきた一方、鬼ヶ島の城内はもはや火の海となっており、脱出できない状態に。
窮地を迎えた第1073話「逃げ場なし!地獄絵図の鬼ヶ島」では、ついにこの大火事をなんとかしてくれるキャラクターが登場しました。
◆ルフィとカイドウは引き続き激突!まだ決着はつかない?
今週も前回に引き続きギア5ルフィとカイドウの戦いが続くのですが、結構なダメージを受けていたはずのカイドウもまだ余裕な態度を見せています。
海賊王を謳うルフィに対して笑顔を見せるカイドウの姿には、すでにルフィを只者ではない逸材として認めている節があります。
一方で、カイドウが改めて自分がこの戦いで随分なものを失ったとして、大看板が散っていった姿が再び描かれました。いずれも様子を見ていたわけではないはずですが、やはり幹部たちの敗北に気づいているのも覇気の成せる力でしょうか。
そして引き続きルフィとカイドウの殴り合いが続くのですが、ここでカイドウが改めて下の階の人間たちが“まもなく焼け死ぬ”とルフィに迫ります。これも心理的に揺さぶるカイドウの作戦なのかもしれませんが、ルフィは下の階のことは全部任せていると、カイドウを倒すことに集中していることを明言します。
この流れは実はこれまでの『ワンピース』の戦いとも同じです。ルフィが敵の大ボスと戦っている間に、麦わらの一味が奔走して事態を落ち着かせるというくだりは、アラバスタ編、エニエスロビー編、ホールケーキアイランド編などなどこれまでの決戦と同じ流れを組んでいます。こういった経験の積み重ねもあり、ルフィも今回も信頼して、目の前の敵に集中できるのでしょう。