◆今度こそ決着！日和の窮地に駆けつけたのは“あいつ”！
そんな地獄を生み出した張本人であるオロチの不気味な笑いとシンクロするように、再び舞台は現代のオロチへとシーンが移っていきます。
日和を道連れにしようとしたオロチが燃えながらも襲いかかろうとした瞬間、そこへ駆けつけたのが居眠り狂四郎改め、傳ジロー。
なんども首を落とされてきたオロチですが、その最後となる首をついに断たれることになります。そんな傳ジローと重なるように、花の都の住人達の願いが浮かび上がり、先ほどまで描かれた住人達の苦しみがとうとう晴らされるという展開を迎えました。
河松の回想で溜めに溜めたフラストレーションを、しっかりと最後に気持ちよく解き放つような締め方となっており、ここでまた一つのワノ国の戦いが幕を閉じたことが示されたわけです。
オロチを倒して、正真正銘残る宿敵はカイドウのみ！ ルフィとカイドウが衝突するところで次回へと続きます。
今度こそ決着か？ というタイミングで迎える次回は第1076話「ルフィの目指す世界！」。これまででも珍しいワンフレーズのサブタイトルとなっているだけに“いつもと違う何か”が起きそうな予感がしますが、今度こそはっきりと決着がつくことも発表されています。長かった戦いの最後をぜひ見届けましょう！
〈文/ネジムラ89〉
《ネジムラ89》
アニメ映画ライター。FILMAGA、めるも、リアルサウンド映画部、映画ひとっとび、ムービーナーズなど現在複数のメディア媒体でアニメーション映画を中心とした話題を発信中。缶バッチ専門販売ネットショップ・カンバーバッチの運営やnoteでは『読むと“アニメ映画”知識が結構増えるラブレター』を配信中です。Twitter⇒@nejimakikoibumi
(C)尾田栄一郎／集英社・フジテレビ・東映アニメーション
アニメ映画ライター。『FILMAGA』、『めるも』、『リアルサウンド映画部』、『映画ひとっとび』、『ムービーナーズ』など現在複数のメディア媒体でアニメーション映画を中心とした話題を発信中。映画『ミューン 月の守護者の伝説』や映画『ユニコーン・ウォーズ』のパンフレットにライナーノーツを寄稿するなどその活動は多岐にわたる。noteでは『アニメ映画ラブレターマガジン』を配信中。
