<この記事にはTVアニメ『ワンピース』と原作漫画『ONE PIECE』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>
ルフィの勝利によってついにワノ国に平和が訪れる!? モモの助が人間の姿を見せ、将軍になることを宣言する──!
すべての危機を乗り越えルフィの勝利が明示された前回でしたが、まだワノ国の人々はそれを知らないままでした。
しかし、今回放送された第1078話「帰還!ワノ国将軍 光月モモの助」ではついにワノ国の人々に、カイドウやオロチら圧政をしていた者たちが倒されたことと今後の新将軍を担う者が誰なのかが明かされていきました。
◆光月トキの予言が本当のことになった!
花の都の人々の前に小紫や居眠り狂四郎が姿を表した前回に続き、今回は本来は死んでしまっていたとされていた赤鞘九人男の面々が姿を表していきました。
錦えもんや河松、イヌアラシやネコマムシ、雷ぞうに菊之丞、そして改めて狂四郎は自身が傳ジローと名乗ることで、都の人々は赤鞘九人男の完全復活を知り、光月トキが残した言葉を信じることになりました。
ちなみにトキが残したとされる言葉は「二十年を編む月夜に九つの影を落とし まばゆき夜明けを知る君と成る」です。戦いでその身を犠牲にしたアシュラ童子と、裏切り者のカンン十郎がこの場にはいないので赤鞘九人男は揃っていないのですが、九人男に数えられていないしのぶや小紫こと日和が混ざっていたことで、予言の通り“九つの影”が成立することとなりました。
最初はカイドウの襲来と勘違いしていた都の人々でしたが、ここでカイドウたちの敗北を信じることになり、ワノ国の各地に事態を映像電伝虫で中継するのでした。
◆ヤマトが麦わらの一味に加入!?
各地に都の状況が伝わっていく中、戦いを終えた鬼ヶ島の内部でも同様のことが行われていました。無事、鬼ヶ島の内部でも映像電伝虫により赤鞘たちの姿が確認できるようになります。
しかし、ここでその映像を見ないで騒いでいたのが麦わらの一味たち。ヤマトと対面したフランキーやブルック、ウソップがヤマトがカイドウの“息子”であることに驚き敵意を向けます。それに対しヤマトは敵意がないことを伝えるどころか「キミ達の船に乗せて貰う“光月おでん”ことヤマトだ」と麦わらの一味に加入することを宣言するのでした。
これには落ち着いて聞いていたナミも含めて一同がびっくり。ノリの軽いブルックや女性好きのサンジはすぐ様に賛成と同調するのですが、ジンベエの船長の口から聞かないことには納得できないという意見の通り、ヤマトの一味加入はルフィが起きてからはっきりさせる話に落ち着くのでした。ただ、百獣海賊団の残党を圧倒する姿にすっかり敵ではないことは認知してもらうのでした。
ちなみにここでお玉のきび団子を食べて味方となったギフターズにも言及。お玉の能力にひと月しか効力がないことが明らかになりました。ウマ美ちゃんことスピードはお玉に懐いている様子を見せ、今後は親代わりになるかも……という展開を迎えましたが、実際は術が解けてみないと不安なところです。