<この記事にはTVアニメ『ワンピース』と原作漫画『ONE PIECE』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>
カイドウとビッグ・マムが倒されて、ついに四皇に入れ替わる! 果たして新たな四皇に選ばれたのは──!?
ルフィとゾロが目覚めたことで花の都ではお祭りを開催。長編の締めくくりではおなじみの宴回ではありつつも、今回はいつもと違ってその裏ではすでに大将の戦いが始まっていたり、世界の情勢が大きく動き出したりと、第1080話「祝祭の宴!新しき海の皇帝達!」は重要な回となっていました。
◆モルガンズ大暴走! ついにルフィの新たな手配書が発行
今回も物語は五老星の様子から始まります。今回のエピソードが始まって早々に大激怒していています。
激怒の理由はルフィの新たな手配書。ギア5状態のルフィが手配書の写真に使われてしまっていて、名前から“D”を外すようにという指示も無視され、早々に世界へと手配書が配られてしまうのでした。
この事態を引き起こしていたのは、世界経済新聞社の社長であるモルガンズ。「世界が変わる今は事実が一番面白い」と謳うモルガンズはわざと、政府からの指示を無視して手配書を刷っていたことが分かります。
そして、そんな新たな手配書についてルフィ、ロー、キッドの3人にはそれぞれ30億ベリーという破格の懸賞金がつけられたことも明らかになります。手配書の金額としては、カイドウやビッグ・マムらの40億クラスには及ばなかったものの、まだ若い3人がそれに迫る数字を付けられたことの意味は大きいでしょう。
ちなみにこの冒頭のシーンでは、この本筋とは別に気になる情報もいくつか登場。
まずワノ国に侵入したサイファーポールが、ビッグ・マムの船との通信を最後に消息を経ったことがモルガンズのセリフからしれっと明かされています。前回、海上の船に居る様子が描かれたCP-0のヨセフの身に何があったのでしょうか。
また、新聞を受け取る民間人が描かれるシーンでは、その背景に巨大なサボの顔が掲示されている町が登場しています。
ワンピースの世界では革命軍を支持する国や人はもちろんいるでしょうが、町の外壁にサボの顔をわざわざ掲示するような扱いをしていることが明かされるのは今回が初めてです。
サボについて明かされていない“何か”があると、ここで示唆されています。