◆癒しのお祭りシーン! その裏ではシリアスな展開が進行中

 世界が大きく動き出している一方でワノ国では平和が戻ったことや、その裏ではルフィたちが目覚めたことに合わせて、お祭りが開催されています。

 すっかり回復したルフィは、チョッパーやヤマトと一緒にお祭りを堪能している様子が描かれています。ヤマトの登場は討ち入り以降だったので日常的なパートでルフィたちとヤマトがコミュニケーションを取っている様子が描かれるのは今回が初めてです。そういった意味でもコミカルなシーンにはなっていますが感慨深い場面でもあります。

 実はその裏でも、もう二つ、シリアスな展開が進行していきます。

 城内を探索するニコ・ロビンの前には天狗山飛徹が現れ、自身がおでんの父である光月スキヤキであることを明かします。

 それだけでも驚きなのですが、そんなスキヤキに対してロビンはワノ国にあるはずだと、古代兵器プルトンのことを問いかけます。

 なんとアラバスタのポーネグリフには、ワノ国にプルトンがあることを示していたというのです。長らくワンピース回でその存在が示唆されているプルトンでしたが、ここにきて急にその存在が迫ってきました。

 さらに場面は一転して兎丼では、緑牛が百獣海賊団の残党の前に現れます。

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 ここでついにはっきりと緑牛の姿がお披露目となりました。体を樹のようにして自在に操る様子が描かれ、“植物系”の能力を持っていることや、赤犬に心酔していること。そして、ワノ国にやってきた目的がルフィの首を取ることだと明かされます。

 大将なだけあって、キングとクイーンの大看板二人を軽々と圧倒してしまいます。ルフィにかなりの危機が迫っているのが分かります。

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