<この記事にはTVアニメ『ワンピース』と原作漫画『ONE PIECE』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>

 宴も終わって平穏が戻ったワノ国でそれぞれが今後の生き方を決めていく中、ついにルフィもワノ国の出航に動き出す! しかしモモの助や錦えもんには挨拶なし──?

 緑牛の脅威が去り今度こそ平穏が戻ったワノ国でしたが、討ち入りに参加したメンバーそれぞれが今度の生き方を決めていく様子が第1083話「動く世界!新組織クロスギルド」で描かれます。

 もちろんルフィも長かったワノ国での滞在を終えて出航の準備をするのですが、モモの助やヤマトの様子にも気になる事態が起こっています。

◆戦いを終えた侍たちも次なる戦いに向けて動き出した!?

 「盛大な宴」と「緑牛の襲来」という二つの喧騒が止んで、ワノ国に“日常”が返ってきました。

 緑牛戦に参加していなかった錦えもんは、おこぼれ町で妻のお鶴に会いに行っていたことが、慌ててお城にやってくる本人の様子から発覚します。

 ここからおこぼれ町が焼かれたもののお鶴は生きていたこと、そしてそんな錦えもんの慌ててやってきた理由として雷ぞうとしのぶの二人が特に緑牛のダメージが大きいことが明らかになりました。ちなみにお鶴が無事だったことは、宴のシーンでも錦えもんと一緒にいるシーンがわずかながらに映っているので、厳密には今回が初出しではなかったりします。

 緑牛によって水分を奪い取られた雷ぞうとしのぶは無残にもミイラのような姿に。本来であればシリアスに心配したくなる事態なのですが、この後、雷ぞうは「モテたい」と深刻そうな見た目の割に呑気な発言をしていたり、事態に反して全く視聴者を心配させない展開を見せました。

 さらに場面は一転して久しぶりにキャロットにスポットがあたります。呑気におでんを食べていたキャロットですが、そんなキャロットにネコマムシとイヌアラシは王位を譲ることを話します。最初は拒むキャロットですが、ペドロの意思を継ぐ存在として、それを受け入れることに。ネコマムシとイヌアラシは再びワノ国の侍として、ゾウを離れることを決意します。

 緑牛の襲来は赤鞘の面々に緊張感を煽る形となりました。そしてゾウ編、ホールケーキアイランド編、そしてワノ国編──とさり気なく長い付き合いだったキャロットについてもここで麦わらの一味とは別れることとなりそうです。

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