<この記事にはTVアニメ『ワンピース』と原作漫画『ONE PIECE』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>
ルフィたちがモモの助にだまって出航準備をしていた前回から時間はさかのぼり、第1084話「旅立ちの時 ワノ国と麦わらの一味」では、旅立ちに向けて麦わらの一味がワノ国の面々との別れの挨拶をしていく様子が描かれました。
実はこれらの描写は原作漫画でも割愛されています。今回はワノ国編までの出来事を振り返りつつ、それぞれの別れが描かれるオリジナルエピソードとなっていました。
◆ルフィとおでんの邂逅!?知られざる別れの挨拶!
出航が迫った前回から、今回は少しだけ時間がさかのぼります。
ルフィが一人訪れていたのは、九里にあるかつてのおでんの城があったところ。カイドウによってすっかり城跡すらない大地がえぐられた場所になっています。ルフィがカイドウに最初に敗北した時に起きた出来事でもあることを考えると因縁の地でもあります。
一体なんのためにやってきたかと思えば、ルフィはどうやら“おでんに会いに来た”そうで、ちょうど鉢合わせたおでんに勝利の報告をしに来た侍たちに訪問の理由を応えています。自身は会ったこともない亡きおでんへ、わざわざ挨拶に訪れるのはルフィの行動では珍しい様子かもしれません。
そして、侍たちと同行していたのがナミ、チョッパー、ブルックの3人。この3人はゾウからホールケーキアイランドへと旅路をともにしたメンバーなわけですが、このメンバーが揃っていることもあってか、この場面でキャロットたちゾウの住人たちも合流。キャロットたちがモコモ公国へ帰ることが告げられます。
思えばゾウ編からの付き合いだったキャロット。レギュラーキャラクターがまた一人離れていくと思うと寂しいです。