<この記事にはTVアニメ『ワンピース』と原作漫画『ONE PIECE』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>
海軍が元七武海の拘束に向かう中、ハンコックのもとにはコビーだけでなく、四皇・黒ひげまでもが襲来。三つ巴の戦いが始まる──!
ルフィたちのいないところでも大きな事件が動き出したことが分かる第1087話「女ヶ島の乱!英雄コビーの一件」では、ハンコックや黒ひげなどのキャラクターだけでなく“謎の新キャラクター”も登場する注目回となっていました。
◆ヤマトの心中やマルコとの別れが明らかに!
ワノ国からシャンクスの船で旅立ったマルコの様子や、そんなマルコとルフィたちとの様子がまずは回想として描かれました。
実は緑牛の襲来の直後に、ヤマトやマルコはルフィたちと話をしていました。緑牛が現れたことでヤマトはやはりワノ国のことを心配しており、ルフィたちが国を心配して冒険することがないようにという気持ちからワノ国に残ることを決めたようです。
ルフィとしては喜んで任せるという感じではなく、「ヤマト本人が言うのなら」というやや複雑な気持ちを感じさせる反応だったのがおもしろいところ。
ルフィとしてもヤマトを仲間として船に受け入れたい気持ちや、ワノ国やモモの助のことが心配なまま出航することに対する不安があったことを感じさせます。
そして、そんなヤマトとの会話の最中に現れたのがマルコ。実はマルコもしっかりルフィたちと別れの挨拶を交わしていたのでした。
頂上決戦のときには言えなかったお礼を律儀にも改めてこの場で伝えるルフィ。
マルコの参戦がなければ苦戦を強いられていたことを思うと、本編でこそ登場していないもののエースの存在は、ワノ国での勝利に不可欠だったわけです。
そんなマルコもシャンクスの船で出発。シャンクスは別れ際にマルコを仲間に誘う様子が描かれましたが、そこまで親しい仲だったという驚きと、マルコ自身はもはや海賊としては半ば引退しているような意向だと分かりました。
シャンクスとマルコたちは頂上決戦後にも、いろんなやり取りがあったのだろうと想像できる瞬間でもありました。