目は口ほどにものを言うという言葉があるように、目は強い力を持っています。相手の目を見て話すことも、なかなか難しくてできないこともありますよね。

 しかし、相手が特徴的な目をしていると、無意識に動きを追ってしまいがち。そうして目が合って慌ててそらす、なんてことも。

 力強く美しい目で見つめてくる人が、イケメンで優しかったら……、ときめきで胸が高鳴っちゃうハズ!

◆夕暮れに浮かぶのは吸血鬼の瞳?『あんスタ』より朔間零 

©Happy Elements K.K/あんスタ!アニメ製作委員会<画像引用元:https://ensemblestars-anime.com/story/10 ©Happy Elements K.K/あんスタ!アニメ製作委員会>

 朔間零は、アイドルユニット『UNDEAD』に所属し、自分を吸血鬼と称して「~のう」「~しておる」など、老成した口調で話すキャラクター。物語の舞台である夢ノ咲学院で圧倒的な才能とカリスマを誇り、『五奇人』の1人として名を馳せました。さらに魔王という二つ名がつくほどのオーラを持っています。

 棺桶で眠り、朝が苦手で夜になると元気になるなど、本当に吸血鬼のような体質を持っている零。彼の目は深い赤色で、登場時は暗い部屋の中で鈍く光るのが印象的でした。まるで本物の吸血鬼が現れたと思ってしまうほど。

 零は年長者かつ、アイドルのプロデューサーとして学院を変えようと奮闘する主人公や後輩ユニットを見守り、的確なアドバイスを送ってきました。物事を達観し、後輩たちにも教えを説き成長を楽しむ姿は、19歳の青年ではなく長年生きてきた仙人のようにも見えます。

 そして彼は、時にプロデューサーの目を見てアドバイスをすることも。慈悲深いまなざしは安心感を与えてくれると同時に、離れられない魔力を宿しているような感覚になります。

 優しくアドバイスする先輩の一面とは別に、実力のあるトップアイドルという面も持っている零。『UNDEAD』では夜になるほど本領を発揮して客席を盛り上げます。夜の闇の中で赤くギラギラと輝く目を見たら、一瞬で虜になってしまいそう。

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