2010年に放送された『パンティ＆ストッキングwithガーダーベルト』が放送終了から13年の時を経て、ついに新展開を発表しました。なんと新プロジェクト『NEW PANTY AND STOCKING』が始動したことが明らかになりました。
この新プロジェクトは何なのでしょうか。そしてなぜこの新展開に13年もかかってしまったのでしょうか。
◆新プロジェクト『NEW PANTY AND STOCKING』が発表！
アメリカのロサンゼルスにて現地時間の7月2日よりAnime Expo 2023が開催され、その中で実施されたアニメーション制作会社・トリガー（TRIGGER）のステージにて、アニメ『パンティ＆ストッキングwithガーダーベルト』の新プロジェクトとして『NEW PANTY AND STOCKING』が始動したと発表されました。
【お知らせ📢】
本日LAで行われたAnimeExpo 2023 TRIGGERステージにてアニメ『Panty&Stocking with Garterbelt』の原作権を正式にGAINAXより譲り受けた事と、新プロジェクト『NEW PANTY AND STOCKING』の始動を発表させて頂きました。TRIGGERが生み出す新たな『PSG』
ご期待ください。#NewPSG pic.twitter.com/0WERAFlB0W— TRIGGER Inc. (@trigger_inc) July 1, 2023
『パンティ＆ストッキングwithガーダーベルト』 といえば、その特異な内容でも話題になったTVアニメ作品。天界の落第生だった天使の少女・パンティとストッキングは“ダテンシティ”に降り立ち、落第を逃れるべく町の平和を乱すゴーストを狩り“ヘブンコイン”を集めることになるというアクションコメディ作品。
基本はアメリカのカートゥーンアニメーション調のキャラクターデザインなのですが、変身シーンになると途端に頭身の上がったリアルなビジュアルになったり、敵の撃退シーンでは実写映像が登場したり、さらにエピソードによってはまったく異なる絵のタッチが登場したりと一筋縄ではいかない演出が特徴。しかも、小柄で可愛い見た目に反して、かなり際どい下ネタが多く盛り込まれるなど、挑戦的な内容が話題になりました。
前年のAnime Expo 2022の時点ですでに新プロジェクトが動き出していることは報じられていたのですが、今回プロジェクト名やビジュアルなども発表され、正式にプロジェクトがスタートを切ったことが表れています。
アニメ映画ライター。『FILMAGA』、『めるも』、『リアルサウンド映画部』、『映画ひとっとび』、『ムービーナーズ』など現在複数のメディア媒体でアニメーション映画を中心とした話題を発信中。映画『ミューン 月の守護者の伝説』や映画『ユニコーン・ウォーズ』のパンフレットにライナーノーツを寄稿するなどその活動は多岐にわたる。noteでは『アニメ映画ラブレターマガジン』を配信中。
