12月も中旬になり、慌ててプレゼント選びをしている人も多いのではないでしょうか? どれほど相手のことを理解していても、相手が本当にほしいプレゼントを選ぶことはなかなか難しいもの。関係性を無視して自分の理想だけで選んでしまうと、相手にとっては迷惑にもなりかねません。
どのようなプレゼントが喜ばれ、逆に負担や迷惑となってしまうのか、今回はアニメ『3D彼女 リアルガール』の主人公・筒井 光が作中でプレゼントしたものを参考にご紹介します。
また、元キャバ嬢の筆者が異性からもらって戸惑ったエピソードも合わせてご紹介しますので、ぜひクリスマスのプレゼント選びの参考にしてくださいね。
◆「手作りの食べ物」は関係性が重要!
最近では、スイーツや料理を得意とする男性が増えつつあります。そのため、好意の気持ちから自分が作った料理をプレゼントしたい人もいるのではないでしょうか。ですが、相手との関係性や性格を考えずに渡してしまうと、マイナスポイントとなってしまいます。
『3D彼女 リアルガール』の作中では、筒井が恋人の五十嵐色葉と仲良しの友人らに、自作のスイーツやお弁当を振る舞うシーンがありました。
アニメで喜ばれていたのは、初めはぎこちなさがあったものの、少しずつ筒井が色葉や友人らときちんと関係を築けていたことが理由の一つ。
ですが、現実では関係を築けていても口に入れる食べ物は相手を選びます。約10年ほどさまざまな職種の夜職をしてきた筆者も、こうした手作りの食べ物をたびたびもらうことがありました。
筒井のようなスイーツではありませんでしたが、お客さまから「今日、自炊したんだよね」と、数時間前に自分が食べていた残りをもらった経験があります。その瞬間は「おいしそう! ありがとう!」と、喜んで受け取ったものの、もちろん裏では処分しました。元々かなりの潔癖症であることも原因でしたが、正直、何が入っているのか分からず恐怖でした。
この選択が正しかったと思ったのは、お礼と……嘘をついて食べたことを伝えたとき「実は、唾かけてたんだよね」「一回、口に入れてたの詰めた」など伝えられたことでした。いろんなお客さまがいるものの、こうした気持ち悪さは初めてだったので本気でドン引き。もちろん速攻でNG客リスト入りになりました。
どれほど関係が築けていても、手作りの食べ物には「何が入っているか分からない……」と不安や恐怖心を抱いてしまうもの。筆者のように潔癖体質であれば他人の手作り自体、完全にNGの場合も少なくありません。そのため、たとえその場では受け取ってもらえても隠れて処分されてしまうでしょう。
アニメでは温かいエピソードですが、現実では相手からすると喜ばれないプレゼントとなってしまうのです。どうしても手作りを渡したいのであれば、事前に手作りが大丈夫であるのか聞いておくことが大切です!