「歴代最高の男性アニメキャラクター」は誰かという調査を行ったところ、『銀魂』の坂田銀時や『ドラゴンボール』の孫悟空などの主人公キャラがトップ3に入る中、『ONE PIECE』のロロノア・ゾロが第4位に入った。第7位の『機動戦士ガンダム』シリーズのもうひとりの主人公・シャア・アズナブルを除いて、発表されたトップ7に主人公以外のキャラが入ったのは、ゾロだけだった。
◆敵幹部を何人も倒してきたルフィに次ぐナンバー2の戦闘力
調査はエンタメ情報Webマガジン『TVマガ』を運営をするWonderSpaceが、インターネット上で500人を対象に「歴代最高の男性アニメキャラクター」についてランキング形式で2022年11月〜12月の期間で行った。
ゾロは、ルフィの初めての仲間であり、瀕死のルフィを救うために、彼の蓄積されたダメージを自ら受け入れるなど、仲間を守るためなら進んで体を張れる義理堅さや、三刀流による驚異的な戦闘力、そして 「背中の傷は剣士の恥だ」や「天国まで おれの名前が届くように世界一強い大剣豪になるからさ!!!!」といった名言などでファンの心を掴む。また、極度の方向音痴というギャップもゾロが多くの読者から愛されるポイントといえよう。
ゾロを選んだ理由を回答者へたずねると「自分が船長になる力があるのに、あえて船長のために忠誠し戦っているのが、かっこいいしスゴイ」といったものや、「自分の信念を持っていて、他人の価値観に左右されない芯がある」といったコメントが返ってきたっことから、多くのアニメファンが彼の男気に感銘を受けていることが分かる。
また「最初のほうのエピソードで出てくる少女が作ってくれた泥だらけになったおにぎりを食べるシーンには感動した」と回答した人もいた。
現在、アニメはワノ国編が放送されており、ゾロはカイドウやその敵幹部と死闘を繰り広げ、そこでもシビれる活躍を魅せている。さらに新世界編に入り、彼が隻眼になっていたことも話題となり、ファンの間では「鷹の目が開眼するのでは」といったものや、物語中では死角になって隠れているだけで、もう既に開眼しているなどという憶測がインターネット上では飛び交っている。
原作漫画は既にワノ国編が完結していて、最終章へと突入している。物語が終盤に進むにつれてゾロが黒ひげ海賊団などの強敵と剣を交わすシーンに期待が募る。