人気の主人公たちを抑え『ワンピース』ゾロが「歴代最高の男性アニメキャラ」上位にランクイン！おにぎりのエピソードに感動したという声も

◆ルフィは2位、1位と3位は？

　ゾロと同じく『ONE PIECE』からは、モンキー・D・ルフィが2位を獲得。

　ルフィを選んだ人のコメントを見てみると「アラバスタ編で、敵に腹を串刺しにされても仲間のために立ち向かうルフィの姿を見て、ただ者ではないなと感じ、本格的にアニメを見はじめた」という、オチャラケ展開ではなくシリアスな戦闘シーンでのルフィに感銘を受けたというものから、「ルフィは、ポジティブで仲間思いで、みんなから好かれる才能を持っているところが最高」といったように、彼のカリスマ性にフォーカスした回答もあった。

　ルフィは普段、良い意味でバカな振る舞いをするキャラだが、仲間が危機に陥ったりすると急に真顔になり驚異の戦闘力を発揮する。そんなところに、彼を選んだ人たちは惹かれたのだろう。

　そして、この調査で1位に選ばれたのは、『銀魂』の坂田銀時であった。銀時はそれこそギャグ回のときと、シリアス回とで性格のギャップが際立つキャラクターだ。

　銀時を選んだ理由として「絶対的に死なない最強キャラだと思う。戦っても強いし、ギャグが面白いし、顔はイケメンなので最高」といったものから、「基本的にだらしない人間だが、人情があって優しいところが好き。戦うシーンではかっこいいし、仲間を守る姿が素敵」というやはり、彼の性格のギャップに惹かれたコメントが見られた。

　一方、3位には『ドラゴンボール』の孫悟空が選ばれた。悟空はフリーザやセル、魔人ブウといった強敵と拳を交え、近年では超サイヤ人ゴッドになるなど、その強さは時代を重ねるごとに増している。

　悟空を選んだ理由を回答者へ聞いてみると「裏表のない人で、強い奴と戦いたいという欲望が強く、目の前に自分よりも強い敵が出たときは逃げるのではなく、ワクワクしてくるところが最強だなと思う」といったものや「最初はただの子供だったのに、敵と戦うたびにどんどん強くなっていくところが最強」というように、多くのアニメファンの中で悟空の強さは永遠のナンバー1として常に君臨し続けていることも分かった。

　本調査のランキング結果は次のとおり。

〈文/水野ウバ高輝〉