大ヒット上映中のアニメーション映画『SING/シング:ネクストステージ』より、稲葉浩志さんと長澤まさみさんのデュエットシーンの本編抜粋映像が公開された。

 『SING/シング:ネクストステージ』は3月18日(金)の初登場から2週連続で興行ランキング1位を獲得、引き続き興行も好調で累計興収約16億7千万円、動員約133万人(3月30日現在)を突破した。

 SNS上では「これから世界を魅了する若き者たちへの応援歌‼️前作に引き続き傑作‼」、「本当に映像と音が凄くて、ライブやミュージカルを見に行った気分になれた」、「最高のアーティスト揃いのこの映画は最高なエンターテインメント作品」、「吹替キャストは皆さんめちゃくちゃ良い歌声でした…ちょっと席から立てなかった…」と、新たな夢“ネクストステージ”を目指して奮闘するキャラクターたちのたくましい姿や”歌のチカラ”によって、年度替わりの新生活が始まるこのタイミングで新しいことにチャレンジする勇気や仲間との絆に胸打たれた感動の声が殺到している。

 圧倒的支持を集めた前作にも増して、字幕版も吹替え版も錚々たる超豪華布陣となったボイスキャストの極上のパフォーマンスを心待ちにしていたことを物語るように、「吹替も字幕も鑑賞ダン!全編吹替してるのは日本だけだよね。世界中のどの国よりもSINGを堪能できるのって日本人じゃね??日本で生まれて幸せ!!」、「吹替しか上映していない近所の映画館で朝一の回を観て、楽しすぎてすぐに字幕も観たくなって映画館ハシゴして両方観ちゃった。ジャンル豊かな名曲の数々にステージ演出、今回もとてもハッピーな映画でした!」、「SING、3回目のおかわり!字幕も吹替も最高だからどっちにするか迷う…ぜいたくな悩み…♬」と早くも字幕版・吹替版のW鑑賞をした観客も続出中だ。

 クオリティの高さも大きな話題を呼んでいる日本語吹替え版には、1作目から内村光良さん、MISIAさん、長澤まさみさん、大橋卓弥さん(スキマスイッチ)、斎藤司さん(トレンディエンジェル)、大地真央さん、坂本真綾さん、田中真弓さんなど豪華な面々が続投しているほか、新キャラクターのゾウのアルフォンゾ役にジェシーさん(SixTONES)とオオカミのポーシャ役にBiSHのアイナ・ジ・エンドさんなど、フレッシュで表現力豊かな面々が参加。

 そして情報発表時にひと際話題を呼んだ稲葉浩志さんが、主人公バスター(内村光良さん)らシングファミリーの運命を握る伝説のロックスター、クレイ・キャロウェイ役を演じ、吹替え版に大きな花を添えている。

 今回公開された本編抜粋映像は、地元を飛び出したバスター(内村光良さん)らが、15年以上音楽から遠ざかっていたクレイを説得してエンターテインメントの聖地での一世一代のショーを成功させようとするというストーリーの中で、このシーンはクレイがバスターやアッシュ、仲間たちに背中を押され、ついにステージに立つというクライマックス直前の重要な一場面。そして2人が歌うのは、ロックバンドとしてグラミー賞最多受賞を誇るU2の「I Still Haven't Found What I'm Looking For」(邦題:「終わりなき旅」)。1987年のアルバム「ヨシュア・トゥリー」からシングルカットされ、Billboard Hot 100の1位にもなったU2初期代表曲のひとつで、『SING/シング:ネクストステージ』オリジナル版の劇中では、U2のボノさん(クレイ・キャロウェイ)とスカーレット・ヨハンソンさん(アッシュ)が歌っている。

 本曲は約35年前にボノさんらによって書かれた名曲(※歌詞はボノさん/音楽はU2メンバー)。日本語吹替え版で稲葉さんと長澤さんが歌う「♪歩いてゆこう。ひとつになれたら、なれたら世界は変わる。心の奥に隠している傷あと見せて、風に希望はためいて。終わらない旅をいざゆこう。終わらない旅をいざゆこう~♪」という歌詞(日本語歌詞監修:いしわたり淳治氏)は、オリジナルの歌詞を尊重し本作のテーマ「一歩踏み出す勇気、さらなる挑戦」を表現している。自らの殻を破り15年ぶりに歌うクレイはもちろん、地元での成功に甘んじることなく上を目指したバスターと仲間たちをも体現している。そしてこの成功の先の未来にも“さらなる挑戦”があることを伺わせる、とても前向きな気持ちになれるワンシーンだ。なお、この日本語吹替えバージョンは、日本盤サントラにも入っていないため、聞けるのも観られるのも現在は劇場だけだ。

<『SING/シング:ネクストステージ』本編抜粋映像(日本語吹替版)

 稲葉さんはこのシーンについて「発売された当時、よく聞いていた曲。まさか自分が日本語の歌詞で歌うことになるとは想像していなかった。15年ぶりに人前で歌うという葛藤を超えてステージに立つクレイを、自分がアフレコの歌唱を終えた後に見て感慨深かった」とコメント。

 そして長澤さんは稲葉さんがキャスティングされたこと、デュエットすることについて「稲葉さんがやってくれるんだ!と驚きがありました。(キャスティングを)聞いた時の印象はぴったりすぎて楽しみでしかなかったです。稲葉さんの声を聴きながら歌った時は、しびれました。クレイを稲葉さんが演じて下さってよかったなと思いました。」と語っている(※注:歌はそれぞれ別録り)。

 個性豊かなキャラクターと豪華な日本語吹替版声優が揃う『SING/シング:ネクストステージ』。他のキャストたちも素晴らしい歌声を披露しているので、ぜひ劇場で楽しんでほしい。

◆映画情報

  • 監督・脚本:ガース・ジェニングス
  • 製作:クリス・メレダンドリ、ジャネット・ヒーリー
  • 日本版キャスト:内村光良、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、アイナ・ジ・エンド、ジェシー(SixTONES)大地真央、稲葉浩志、坂本真綾、田中真弓ほか

  • キャスト:マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エガートン、トリー・ケリー、ニック・クロールほか
  • 新キャスト:ボビー・カナヴェイル、ホールジー、ファレル・ウィリアムス、ニック・オファーマン、レティーシャ・ライト、エリック・アンドレ、チェルシー・ペレッティ、ボノ (U2)、ほか
  • 配給:東宝東和

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