◆劇場版シリーズは続くのか? あの人気アニメとの共通点
Season3が作られるかも気になりますが、これだけの結果を残しているとなると気になるのは『劇場版 SPY×FAMILY』の続編です。
2024年の初頭時点の興行収入の30億円という数字だけでもすでに、シリーズ映画として定番となっている『プリキュア』シリーズや『クレヨンしんちゃん』シリーズの平均的な興行成績を大幅に上回る成績です。
中でも『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』は『クレヨンしんちゃん』シリーズを思い出させるような瞬間のある作品でした。
作中では“便意”を印象的なアニメーションで描くという飛び道具とも言うようなまさかのシーンが登場。
“便意”に焦点を当てた作品といえば『クレヨンしんちゃん電撃!ブタのヒヅメ大作戦』(1998)や『クレしんパラダイス!メイド・イン・埼玉』(1999)などがあるのですが、それらを『SPY×FAMILY』ナイズしてみるとこうなる、というような答えでもありました。
よくよく考えてみれば『SPY×FAMILY』も『クレヨンしんちゃん』も家族ものという点では共通しており、今回の映画も今後のシリーズ化も見越して故意に“しんちゃんにならった演出”を盛り込んでみたという可能性もありそうです。
もしかすると今後も別のコードネームの『SPY×FAMILY』映画シリーズが第2弾、第3弾と続いていくかもしれません。