◆オーセン夫妻は今後の展開にどう関わってくる?
「プロジェクト<アップル>」やアーニャの出生に関わりがありそうなジークムントですが、今後の展開にどう関わってくるのでしょうか?
予想されるのは、アーニャの出生を解き明かすことと、「プロジェクト<アップル>」に関わっていた責任からアーニャたちの味方になってくれることです。
まず、アーニャの出生については、彼が古語に通じていることや、さまざまな場所へフィールドワークで訪れていたことから、古語が標準語の国を把握している可能性や、過去にその国へ訪問していることが考えられます。
そのため、アーニャがどこの国の出身か解き明かすだけでなく、過去にアーニャと出会っていた可能性も考えられるでしょう。現在では既に年老いて物忘れが激しい様子ですが、何らかの影響で過去を思い出すかもしれません。
次に、「プロジェクト<アップル>」に関わっていた責任からアーニャたちの味方になってくれるという考察ですが、彼が神経学に精通していることや、高名な学者だったことから、神経学の第一人者だったのかもしれません。このことから、「プロジェクト<アップル>」に携わっていた場合、重要なポジションだったと考えられます。
しかし、彼は世界平和を願うアーニャに対し、「…君はいい子だな いい子だ」と褒め、さらに「君のような子は国の宝だ」と言っていました。この彼の様子から悪い人物には見えず、もしかしたら、「プロジェクト<アップル>」に関わっていたことを悔いているのかもしれません。
そのため、アーニャたちが「プロジェクト<アップル>」のメンバーによって危機に陥った際、後悔から責任を感じ、味方になってくれる可能性が考えられるでしょう。
──オーセン夫妻はまだ登場して数話ですが、このようにファンの間で重要人物になるという考察が飛び交っています。まだ謎に包まれていることも多いですが、作中の伏線から彼らはこの先の展開を盛り上げてくれる重要な存在になるでしょう。
〈文/林星来 @seira_hayashi〉
フリーライターとして活動中。子供の頃から培ってきたアニメ知識を活かして、話題のアニメを中心に執筆。アニメ以外のジャンルでは、葬儀・遺品整理・金融・恋愛などの記事もさまざまなメディアで執筆しています。