◆壊滅的なアーニャのネーミングセンス!犬を飼う資格なし!?

 アーニャにとって事件解決は、特待生になるための「星<ステラ>」獲得に繋がると思っていましたが、東西情勢の関係で口外できません。そこで、当初の「ナカヨシ作戦」を進行させようとダミアンに近づきます。

 犬を飼い始めたことを猛アピールするのですが、「だからどうした」と一蹴されて撃沈。そのショックはこれまでにない絶望顔に加え、がっくりと膝をつくほど……。

 ダミアンもさすがにフォローを入れます。すると、ダミアンと取り巻きたちも顔を赤らめるほど、アーニャにキラキラとした眩しい笑顔が戻ってきました。この落差の激しい表情の移り変わりは必見です!

  実は“ボンド”の名前について、この段階では名づけられておらず、アーニャは「いぬさん」と呼んでいました。そのネーミングセンスについて、ダミアンからは「犬を飼う資格はない」と言われ、相談を持ち掛けたベッキーからもダメ出しされてしまいました。

 下校後、ロイドとヨルに連れられ、ボンドと一緒にドッグパークへと向かったアーニャ。色んな人に名づけのコツを聞いて回るものの、決定打に欠け……。

 そして、帰り際にアーニャがお気に入りの手袋をなくす事件が発生。なんと、怖い犬に取られてしまっていたのですが……。巨体のボンドが威圧して無事に取り返してくれました!

 その姿に、アーニャは作中アニメ『SPY WARS』で、ボンドマンが姫に腹巻きを取り返したシーンを重ねます。ボンドマンは黒い手袋をはめているのですが、白いボンドも手足だけは黒。

 それをヒントに、ようやく「ボンド」と命名されました!

 帰宅後も、勉強を忘れてボンドと遊び倒すアーニャ。疲れてボンドのお腹をまくらに寝落ちてしまった様子は、ヨルが言う通り「天使」そのもの! あまりの可愛さに、その“親ばか”加減も納得です……!

 さて、ロイドは犬を飼うにあたり、アーニャに「最後まで面倒を見る覚悟」を説いていました。

 しかし、任務を終えたら“かりそめの家族”は解散となります。自分が言えたセリフではないと、一歩引いてアーニャとボンドを見つめる<黄昏>の姿には、切なささえ感じさせます。

 せっかく新しい家族も迎え、絆も深まりつつあるのに、今後「フォージャー家」はどうなっていくのでしょうか……。

 ──次回「MISSION:16 ヨル’s キッチン 情報屋の恋愛大作戦」は、まさかの2本立て?

 ヨルからどんな料理が飛び出すのか気になりますね。そしてフランキーも久々の登場です。彼らが繰り広げるコミカル展開に期待が高まります!

〈文/mizuno 編集/水野ウバ高輝〉

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※サムネイル画像:TVアニメ『SPY×FAMILY』公式サイトより


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©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

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