ダミアンをかばうアーニャにキュン！後半はヨルがイーデン校に忍び込む「初のアニメオリジナル！」TVアニメ『スパイファミリー』第19話【最新話レビュー】
＜この記事には、TVアニメ『SPY×FAMILY』と原作マンガ『SPY×FAMILY』のネタバレが含まれます。ご注意ください＞
前回、デズモンド兄弟の成績改ざんを目的としたスパイ＜東雲＞が登場しましたが、「MISSION:19 デズモンドへの復讐計画／母、風になる」では彼を雇った黒幕が登場。
なんと犯人は、アーニャと同じ1年3組に籍を置くジョージ・グルーマンだったのです。デズモンドグループのせいで、父が経営する会社が倒産することになり、ダミアンに強い憎しみを抱いています。平穏な学園生活はどうなってしまうのでしょうか？
後半は初のアニメオリジナル！ イーデン校に忍び込むヨルの目的とは……!?
◆ダミアンを憎むクラスメイト登場！最後は1年3組の心が一つに！
中間テストが終わってのびのびと掃除に励む1年生たち。ダミアンは「デズモンド流！ ローリングスイィーッップ!!」と大回転するおふさげも。いつも張りつめているダミアンですが、勢い任せに遊ぶのは年相応の小学生らしいですね！
そのダミアンを退学に追い込もうとする根暗なクラスメイトが……。彼はジョージ・グルーマン。タバコや暴力などの自作自演を行ない、ダミアンをはめようとします。
ダミアンが先生に問い詰められたところを、アーニャがかばうように立ちはだかり、その場は解決。「じなんたいがくになったら アーニャこまる」というアーニャに、ダミアンも照れて顔が真っ赤に！ アーニャの頭には「ナカヨシ計画」しかなくても、はたから見ると幼い恋心のようでキュンキュンしてしまいますね！
その後、ジョージは会社が潰れて退学になると自暴自棄気味に明かします。そして、最後だからとジュースや学食の高級メニュー「キャビア丼」をおごらせたり、ダミアンのステラを借りて胸に付けたりとわがまま放題。
さすがにクラスメイトもげんなりしていましたが、ウェスタリスに売られて奴隷になってしまうと語るジョージに、誰も何も言えなくなってしまいます。そんななか、「にしはあんしんのくに」と微笑みかけるアーニャ。その笑顔や、わがままに付き合ってくれたクラスメイトの優しさに、ジョージは涙を流しながら本当は合唱祭で皆と一つになりたかったと打ち明けます。
その姿に心動かされたクラスメイトたち。そこで、ベッキーが先陣を切って歌い出すのです。続いてダミアンも軽快にステップを踏みながら歌に混ざります。最終的にクラス一団となった歌声は温かく、キラキラして眩しかったですね！ はなむけにプレゼントや声援を贈られ、イーデン校を去っていくジョージの姿は感動ものです！
しかし、事の発端となった「デズモンドに会社を潰された」というのは勘違い！ 傾きかけていたグルーマン製薬を買収したのは事実ですが、社長を含め従業員も受け入れてくれるという好待遇での取引だったのです。盛大に送り出してもらったのに、翌日も普通に登校することになったジョージは、肩身が狭くなるのでした。
