<この記事には、TVアニメ『SPY×FAMILY』と原作マンガ『SPY×FAMILY』のネタバレが含まれます。ご注意ください>

 社会学習の宿題で「興味のある職業を調べる」課題を出されたアーニャ。両親の職業を調べることにしましたが、父はスパイ、母は殺し屋です。「MISSION:20 総合病院を調査せよ/難解な暗号を解読せよ」で、アーニャは無事にレポートを書き上げられるのでしょうか?

 後半は前回に引き続きアニメオリジナル。作中アニメ『スパイウォーズ』の暗号を使って周りを振り回す天真爛漫なアーニャに注目です!

◆アーニャのお仕事調査でロイドとヨルの裏話が明らかに!

 興味のある職業について、クラスメイトのベッキーは親の仕事を調べるようです。アーニャもヨルに話を持ち掛けるのですが……。彼女の仕事は殺し屋(偽装:市役所職員)。「どっちの!?」と慌てたヨルに、同意した人も多いのではないでしょうか。

 ヨルの脳内で、アーニャに殺し屋の仕事について来てもらうシミュレーションが行なわれるのですが、とどめを刺すときには「ピー」音が連発。死体や血液はモザイクまみれ。返り血を「トマト祭り」とごまかそうとするヨルには、騙されないだろう! とツッコミたくなりましたね。

 ただ、殺し屋におけるヨルの信念や、敵の規模や警備の配置はお店が調べてくれるといったこぼれ話は必見です。

 結局、アーニャはロイドの仕事(偽装:精神科医)を調べることにしました。ロイドに連れられバーリント総合病院に到着したアーニャは探偵姿でやる気満々! ロイドも精神科ではあまり着ない白衣を着てくれるサービス付きです。

 さっそく質問を始めるアーニャですが、エスパー能力によってロイドの言葉よりも心の声を興味深くメモを取ってしまいます。

 たとえば、開業医のほうが潜入しやすいものの、首都で一番歴史のある総合病院のほうが、政財界や軍の大物との繋がりが大きいのだとか。精神科医を目指した理由についても、アーニャには戦後も苦しんでいる退役軍人を助たいと語ります。ですが、表舞台に出てこないデズモンドが病気であった場合、医者であれば接近可能という本心は、アーニャにはバレバレです。

 そんなロイドですが、職場では同僚から大人気。アーニャもお姫様みたいにかわいいとお菓子をもらい、「ちちのしょくばはパラダイス」とゴキゲンに。ロイドが人付き合いを大事にしている裏には、情報やコネを得やすくする意図があるようです。

 メモを取るのが心の声ばかりなので、ロイドからはよく分からないタイミングでメモを取るなと不思議がられます。レポートはどうなるのでしょうか……?

 診療室に案内されたアーニャは、質問は飽きたと部屋を散策。隠し通路を用意しているロイドは大慌てですが、特徴的なノック音で、同じく病院に潜入している工作員から呼び出しが。砂と人形を使った精神療法「箱庭」を渡して部屋を後にします。

 隠し通路に興味津々なアーニャは、「箱庭」は放置して通路に侵入。辿り着いた通風孔の下では、「心霊現象」に関する会議が行なわれていました。そんなときに、アーニャはガタンと物音を立ててしまいます。さらに、パイプに足を挟まれていて大ピンチ! 会議室の大人たちは「赤子の幽霊!」と大騒ぎに……! 必至なアーニャはたしかにホラーのような形相でしたね。

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 さて、レポートには心の声のほうも書いてしまったアーニャ。後日、ロイドは学校に呼び出されてしまいましたが、スーパー弁明術で事なきを得たようです。

 前半は、なかなか明かされない殺し屋の仕事や、精神科医としての様子が分かる情報量たっぷりなエピソードでした。病院にいる協力者がいるのも、今後の進展にも影響がありそうな予感がします!

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