<この記事には、TVアニメ『SPY×FAMILY』と原作マンガ『SPY×FAMILY』のネタバレが含まれます。ご注意ください>
前回、任務のために地下テニス大会へ出場し、決勝戦まで勝ち残ったロイドとフィオナ。「MISSION23:揺るがぬ軌道」で2人は姑息な罠を仕掛ける対戦相手に、華麗なプレイで立ち向かいます。無事にミッションは達成できるのでしょうか?
大会からの帰宅中に、公園で遊ぶアーニャとヨルを見かけたフィオナは、「ロイドの妻役」を巡ってヨルに対決を挑みます。対戦の結果は……!?
◆罠さえ利用するロイドたちの圧巻プレイ!
テニスコートがへこむ仕掛けや上下するネットで失点してしまうロイドとフィオナのペア。しかし、コートの穴を避ける華麗な足さばきは鮮やかです! ネットの高さに関しても、軌道を修正した上で反撃に転じます。風による妨害や匂いの攻撃も続きますが、ロイドたちを抑え込むどころか、相手のキャンベル姉弟から点数を奪う結果に。
試合がロイドたちの有利に運び、フィオナは観察力や洞察力を褒められ、内心で舞い上がってしまいます。このままタイブレークが続けばいいと考える自分をいさめますが、その顔は常に無表情。ロイドは、冷静さを取り戻したと勘違いしていました。凄腕スパイのロイドでも、相変わらずフィオナの心は読めないようですね。
試合の流れに焦ったキャンベルペアは、ゴム弾を使った狙撃を合図。それを察知したロイドは、とっさに身を挺してフィオナをかばいますが、何でもありの大会とはいえ、さすがにやりすぎ……! しかし、「こんなこともあろうかと」と防弾ベストを着こんでいたロイド。その用意周到さは『SPY×FAMILY』らしくて笑ってしまいましたね! フィオナの心の声「先輩まじ最高ッ!」に共感した視聴者も多いのではないでしょうか。
昨日の酔いが回ってきたと言い訳をしつつ、派手なアクロバットでゴム弾を避けながら、完膚なきまでに相手を打ちのめします。見事に優勝し、主催・キャンベルの美術品を一つ貰える権利をゲットしました。今回のターゲットである絵画『日向の貴婦人』まであと一歩!
しかし、そのタイミングで『日向の貴婦人』に隠された「ザカリス文書」に気づいた当局が手を回してきます。渡せないと言われたロイドたちですが、次の手を用意していました。フィオナだけが美術品のコレクションルームに案内され、ロイドは別行動。なんと、大会主催者の部下に変装し、絵画のすり替えを行なったのです。
念のためとはいえ、ニセモノを用意していたとは……何手先までも見通すロイドたちの能力には驚きでしたね!