『SPY×FAMILY』のSeason2の放送がきょう10月7日始まります。その放送に先駆けて、Season2のオープニングアニメーションのノンクレジット版が早くも公開されました。

 このオープニング主題歌はAdoさんの「クラクラ」。楽しく軽快な音楽になっており、この曲に合わせてフォージャー家の面々もアニメーションならではのダイナミックな動きを見せてくれます。

 実はこのオープニングアニメーションを担当しているのは、数々のTVアニメや劇場版を手がけてきた湯浅政明さん。湯浅さんといえば実はこれまでも多くの主題歌アニメーションを手がけてきた人でもあります。

◆あのオープニングも湯浅さんだった!

 湯浅政明さんといえば、今や世界的にも知られるアニメーション監督です。

 映画『夜明け告げるルーのうた』は「アヌシー国際アニメーション映画祭」で最高賞にあたるクリスタル賞を受賞していたり、直近の監督作である映画『犬王』も多数の映画賞でノミネートや受賞を果たしたりしています。

 一方でそんな湯浅さんが手がけたアニメーションは、その大胆なパースの付け方や躍動ぶりも特徴的で、自身が監督を務めたTVアニメの主題歌にもその特徴が表れています。

 近年の代表作の一つ『映像研には手を出すな』はまさにそんな例の一つ。chelmicoが歌うOPテーマ「Easy Breezy」に合わせてメインの三人が踊るという、シンプルながら癖になる映像になっています。

 実は今回の『SPY×FAMILY』のように、自身が監督を務めていないアニメのオープニングに参加することも度々あります。

 たとえば直近では、TVアニメ「ぐんまちゃん」でもオープニングアニメーションを担当。こちらでもぐんまちゃん達が踊ったり、伸びたり縮んだりするのですが、手描きの様なゆるめの主線でキャラクターたちが描かれているところにも驚かされます。

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