人気声優として名前が上がる杉田智和さん。最近ではあまり見かけることのなくなったロボットアニメにも多数出演されており、その多くでロボットに関わる役をされているのですが、どういうわけかあの有名シリーズでは一度も機体に乗ってないんです……。
では、その機体とは?? 今回は、杉田智和さんが過去に出演したロボットアニメ、ゲームをチェックしつつ、彼が未だに乗れていない機体の正体を明かしていきます。
杉田智和さんのデビュー作は謎の多い作品??
杉田智和さんのデビュー作は、スーパーロボット大戦のオリジナルロボット『魔装機神サイバスター』のラジオドラマ。しかしこのラジオドラマはCD化もされておらず、しかも原作とは全く違うキャラクターとストーリーだった、ということしか分からない謎の作品です。
『スーパーロボット大戦α』の主人公を演じることに
そんなキャリアの始まりでしたが、2000年に発売された『スーパーロボット大戦α』で8人の主人公のなかのひとりブルックリン・ラックフィールド役を演じることになり、パートナーであるクスハ・ミズハが続編の『第2次スーパーロボット大戦α』及び『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』のスーパー系主人公に設定されたため、彼も公式設定で専用機となる虎王機・虎龍王を獲得。バンプレストのオリジナル作品だけを集めた『スーパーロボット大戦OG』シリーズにも継続して登場しています。
様々なロボットアニメ、ゲームに出演してるけど・・・
2001年放送の『電脳冒険記ウェブダイバー』では主役ロボのグラディオンを担当し、2013年放送の『翠星のガルガンティア』のチェインバーとロボットそのものの役も複数回経験されています。
ちなみに、杉田さんの友人としてよく名前のあがる中村悠一さんとの初共演が実は『ウェブダイバー』なのです。中村さんはこの作品がデビュー作でした。
『創聖のアクエリオン』ではストーリーの核心に関わるキャラ、シリウス・ド・アリシアを演じ、スーパーロボット大戦でもパイロットとして登場。
2017年から放送中の「新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION」では主人公の父親で、シンカリオン・500こだまの運転士(パイロット)である速杉ホクトを担当しています。パイロットの中で唯一の大人、という立ち位置はロボットアニメではちょっと珍しいですね。
そんな杉田さんですが、今までのキャリアでガンダムに出演はしたものの、名前のある役ではモビルスーツに乗ったことが無いのです。
『ガンダムSEED DESTINY』のヨウラン・ケントはメカニック、『機動戦士ガンダム サンダーボルト』のビンセント・パイクは艦長でした。
例外として、『ガンダムビルドファイターズトライ』のカリマ・ケイがケルディムガンダムなどの改造ガンプラを操作していますが、ガンプラに乗ってるわけではないですから……。
この先、杉田さんがガンダムに乗る役を演じる時は来るのでしょうか? もしその時が来たら全力で杉田さん駆るモビルスーツを応援したいですよね!
(Text/如月 Edit/南ツバサ)