◆和服が似合うお隣さん『はたらく魔王さま!』より鎌月鈴乃
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笹塚のボロアパートに住む鎌月鈴乃は、小柄で和服が似合う幼顔の美少女。彼女は、1期第7話にて主人公たちの隣の部屋に引っ越して来ました。時代遅れの旧家出身と自己紹介をした鈴乃は、落ち着いた口調で古風な言葉遣いをしていて、着物姿と相まってまるで時代劇から抜け出してきたヒロインのよう。
また、体調を崩したお隣さんのために料理を作ってあげるなど、面倒見の良さもあります。ですがこのときもエプロンではなく割烹着を着て台所に立っており、鈴乃の徹底ぶりが表れていました。
そんなちょっと不思議な彼女ですが、着物姿と古風な口調には理由があります。それは鈴乃が異世界から来た人間であるということと、彼女の天然さが原因です。
鈴乃は見た目だけなら10代の少女ですが、実は成人済みの20代半ば。異世界では異端審問官として働いています。今回、彼女は敵対する主人公たち(魔王軍)を監視する任務のため、日本へ行くことになりました。
生真面目でしっかり者の鈴乃ですが、事前に日本についてリサーチした際、和服が伝統衣装だと知るや、和服が一番多く出る時代劇を見たり、近代日本で一番長く続いた昭和のドキュメンタリーを見るという天然さを発揮してしまいました。そのため、日本についての知識は昭和レベルで止まっており、服装や口調が古風なものになってしまったのです。
昭和レベルで知識が止まっているので、街に出掛けた1期第8話では、電車を乗るのに食べ物のスイカが必要だと勘違いしたり、薄型テレビを目にした際は「薄い板の中に人が!」と発言し、テレビの周りを興味深そうにくるくると回るなど、テンプレのような反応を見せています。
童顔だが年上お姉さんゆえの頼もしさや、面倒見の良さにグッとくるのはもちろん、そんな鈴乃だからこそ時折見せる、天然っぷりがとてもかわいらしいですよね!
夏アニメで放送している2期では、水着姿で砂のお城を作ったりと、見た目にぴったりなあどけない姿を見ることができますよ!