こんにちは。アニメ映画大好きネジムラ89です。

 7月31日より東映製作の『人体のサバイバル! / がんばれいわ!!ロボコン』の劇場公開がスタートしました。

 アニメーション映画大好き人間としては、やはり観ておかねば! という気持ちになる一本だったわけですが、この映画、公開間も無く鑑賞してきた評判が異様だったのです。

一体何が起きていたのでしょうか。

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鑑賞した人の反応がおかしい!?

 『人体のサバイバル! / がんばれいわ!!ロボコン』はアニメーション作品の『人体のサバイバル!』と、特撮作品の『がんばれいわ!!ロボコン ウララ〜!恋する汁なしタンタンメン!!の巻』、そして、続報にて併映が発表された『スプリンパン まえへすすもう!』の3本立て公開となった映画のプログラムです。

 この作品が公開間も無く、観た人の評判が、「どうかしている」「おかしい」「狂気」とやたら物騒だったのですよ。これは何かがおきている、ということで早速映画を観にいってきました。

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狂気の犯人!れいわロボコンの異常ぶり

 映画を観に行って思い知りました。

 その評判の犯人としてよく名前があがっている『がんばれいわ!!ロボコン ウララ〜!恋する汁なしタンタンメン!!の巻』が本当にやばい!

 この映画、開始数秒でどうかしている!

 上映はロボコン→スプリンパン→人体のサバイバルの順で上映されるのですが、1本目から飛ばしまくり。

 脈略なくロボコンが中華屋さんに送り込まれてくるのは尺の問題なのかな? と油断も束の間。担々麺が人格を持って喋り出したと思ったら、ロボコンを親だと称して母乳を吸い出そうとしたり、ヒロインのロビンちゃんが理由もなく他人の夢を吸収したりと、全体的に話の流れが唐突すぎて、開いた口が塞がらない仕上がりになっています。

 ロビンちゃん役の土屋希乃さんの扱いも、口から火を吐かせたり、顔だけアップにしたりとヒロインと言えど容赦なし。圧倒的なインパクトを残してくれていました。

 そんな内容でありながら、しっかりお店の接客シーンで店員はしっかりマスクを着用していてコロナ禍以降の仕様になっている律儀さが思い返すとジワジワきます。

 1999年に放送された『燃えろ!!ロボコン』の印象とは全然別物で、令和という時代の混沌さを痛感する内容でした。

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隠れ狂気のもう一人の犯人、スプリンパン

 そして実はもうひと作品、この上映の狂気に加担している作品がありました。それが遅れて併映が発表された『スプリンパン まえへすすもう!』

 井上ジェットさんが製作された3DCGの短編アニメーションです。

 本作の主人公は女の子版『ピーターパン』とでも言った感じのルックのスプリンパンという女の子。その女の子がダンスをしながら冒険をするお話です。

 相棒のように登場する山どんは一見着ぐるみのようなビジュアルと動き。そんな見てくれもあってかEテレの教育番組のような見た目の作品となっています。

 内容は真面目に子供向け作品と言う感じになっていながら、仕上がりが前衛的すぎるのと順番的にロボコンのあとに上映されるので、この映画も狂気に振り切っている作品に見えてしまうのですよね。

 井上ジェットさんは自身のnote*1にて製作経緯を語られているので、本作の製作背景が気になっている人はぜひ読んでほしいです。

 本作はミュージカルアニメを意識して製作され、プロのダンサーの方々を起用していると言うのだから驚き。決してギャグアニメではないことは念頭に入れておきたいですね。

*1短編アニメ「スプリンパン まえへすすもう!をなぜ作ったか?

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真面目にキッズアニメ『人体のサバイバル!』

 そしてこの並びである意味一番の被害者と言えるのが『人体のサバイバル!』

 人気科学漫画を原作にアニメ化した作品です。『ミクロの決死隊』よろしく小さくなって人体に侵入し、冒険するという物語。子供向けアニメらしいコメディタッチな作品なのですが、しっかり学びもある優良作品です。

 ただ、いかんせん前述の2作品があまりにも突き抜けた作品すぎて、完全に食われてしまっているのがもったいない。

 併映作品のせいなのか、上映する順番なのか、今回のプログラムでこの映画が正気に帰るためのギミックに落ち着いてしまっている気がします。

 もし『人体のサバイバル!』が上映の順番で一番最初だったら、見え方も違ったのかな? なんてことを思います。

 

 ――評判通りの狂気ぶりと、併映映画プログラムが食い合う難しさを感じる貴重な体験ができるプログラムです。夏休み映画も数多く公開されてますが、本作も一見の価値あり。ぜひ気になっている人は足を運んでほしいです。

(Edit&Text/ネジムラ89)

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映画「人体のサバイバル!/がんばれいわ!!ロボコン」

©Gomdori co., Han Hyun-Dong/Mirae N/Jeong Jun-Gyu/Ludens Media/朝日新聞出版・東映アニメーション 
©石森プロ・東映 ©CGCG STUDIO HD

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