劇場版「からかい上手の高木さん」の公開記念舞台挨拶が6月11日(土) 、TOHOシネマズ日比谷(東京都千代田区)で開催された。高橋李依さん(高木さん役)、梶裕貴さん(西片役)、小原好美さん(ミナ役)、小倉唯さん(サナエ役)、落合福嗣さん(木村役)、岡本信彦さん(高尾役)、大原ゆい子さん(主題歌アーティスト)、赤城博昭監督が登壇し、公開を迎えた喜びを語った。

 観客の拍手が鳴り止まない中、「ねえ西片、映画楽しかったね?」と高木さんボイスで高橋さんが発すると、梶さんは「高木さん!映画楽しかったね〜!」と西片の声で応え、「映画ご覧になっていかがでしたでしょうか?」と会場に問いかけると大きな拍手が巻き起こった。続く登壇者たちも、自らが演じたキャラクターの声で挨拶し、本編を見たばかりの観客の想いを一層盛り上げた。

 昨日から公開がスタートし、SNSでも「#高木さんめ」をハッシュタグに全国で大きな話題を集めていることについて高橋さんは「反応が良くてホッとしたというのが一番です!」と安堵した表情を浮かべ、梶さんは「先週、完成披露上映会に登壇させていただきました。初めてお客さんがご覧になる機会ということで緊張感もありましたが…皆さんいいリアクションで嬉しかったです!」と語った。

 そして赤城監督は、初日を迎えた心境を改めて「ここ2〜3年(この劇場版を)頑張って作ってきてよかったなとこの間も試写会を終えて安心していました」と語り、喜びを噛み締める様子が窺える場面も。

 5年近いアニメ『高木さん』の歴史の中で、このメンバーがイベントで揃うのは今日が初めて。コロナ禍の影響もありアフレコ現場でもメンバーがなかなか集まれなかったという状況も踏まえ、ようやく集まることができたクラスメートたちから見所を伺うと、小原さんは「1、2、3期と続けてきて、みんなが仲良くなっていますよね。西片と高木さんの恋愛模様はもちろんですが、仲良し三人組やクラスメートだったり、新しいキャラだったり、色んな人を丁寧に描いていただいているなと。(私が演じた)ミナはバラエティ担当という立ち位置が多いけど今回は人間味が溢れていて、うるっときてしまうようなシーンがたくさんあって…」と思い返し、小倉さんも「ミナ、大人っぽくなっていたと思います。」と、劇場版で見れるミナの新たな一面に触れた。

 続いて、本作のお気に入りシーンを聞かれると小原さんは「三人娘が船着場にいて、ミナが思い詰めながらも大きく手を振っているシーン。切なさと、『3人でひとつなんだな』というのを感じるあの描写がすごくいいなって。アフレコでもうるっときました。」と収録現場での様子を振り返った。そんな三人娘の一人であるクールなサナエを演じた小倉さんは「サナエの物語というか、三人のストーリーにもフォーカスいただいて。こんなこと考える時期に差し掛かったんだ!と今までの月日や絆を改めて感じられたし、画や音で心情がここまで伝わってくるんだと感動しました。」そして、これまでサナエはアドリブもよく担当していたことを明かし、今回の劇場版でも、夏休みにやりたいことをリストアップするシーンにもアドリブが採用されていると紹介。監督がリアリティを求めてアドリブをお任せしたと話した。

 落合さんはお気に入りのシーンを「夏祭り、木村と高尾がアシストして…」と即答。また「だんだん木村のカメラのテクが上がっていくのも(笑)途中でセルフタイマー機能も使えるようになって、重装備になって…ひと夏で上達したんだなと」木村の夏休みを感じられる成長を挙げた。そして「TVシリーズ見てると、木村だけ成長してるんですよ!(体が)大きくなってますよね?!」というこれまで気になっていた演出を監督に投げかけ監督が頷くと、すかさず岡本さんが「落合さんが、高尾の歯が伸びてるっていうんですよ!」と高尾の成長の話にまで。会場が笑いに包み込まれた。

 岡本さんは「蛍のシーンがとっても好きで、高木さんの”一緒にいる時間を大切にしたい”という気持ちが伝わってきていいなと思いました。それに二人の大人っぽい表情・シリアスな表情が見られて、ファンからしたらたまらないだろうなって。」と劇場版ならではの表情に注目。加えて「大人になってから友達と全力疾走したことありますか?あれこそ青春だなと。」と木村と高尾の青春を感じられるひとコマを紹介した。

 大原さんは見所を「小豆島に何度か行かせていただいたので、映画を見て『ここ、あそこだ!』と、島感や空気の流れ方を感じるところですね。」と言い、TVアニメ3期に出てきたネコが劇場版にも登場していることにグッときたという大原さんの発言に、梶さんも小豆島にいるネコに興味津々。監督も「かつて、エンジェルロードに“たえちゃん”っていう名物猫がいて」と劇場版にも小豆島のネコにまつわるエピソードも生かされていることを明かした。

 続く梶さんは、「花火大会で自然と高木さんと手を繋ぐ西片。それが彼の成長ポイントだなと。」とこれまで西片を演じ続けてきた目線から話し、さらに「一番はエンディングですかね。クレジットで流れる高木さんの歌が、もう素晴らしすぎました!本日お聴きいただいた、公開1週目の『明日への扉』も、歌詞の内容とメロディーが本当にぴったりで。TVシリーズの映像と共に彼らの思い出を振り返っていく感じが…まるで結婚式の演出にあるような"二人の軌跡をたどる映像"みたいで。観ていて、すごくグッときました。同時に『まだまだ見守っていたいな』という気持ちにも…」と思いを馳せ「西片を演じられて幸せでした。」と笑顔でコメント。

 そして高橋さんは、「高木さんからちょっと手を近づけるとか、セリフのないシーンでキャラクターたちの心情が見えるところがぐっとくるんです。みんなで生きた中3の夏だなって思います。」とセリフのない仕草や演出に焦点を当てた見所を挙げた。

 ここで岡本さんが、エンドロールの中に”原画”として原作者・山本崇一朗氏の名前があったことを指摘。山本氏も原画に参加されていたのかを監督へ問いかけると「よく気づきましたね(笑)」と監督も微笑み、アクリル板越しに岡本さんに耳打ち。岡本さんと落合さんが「オープニング前の…」「あの赤いゴニョゴニョが?!」と木村&高尾ペアで大盛り上がりし、会場を沸かせた。

イベント最後に、梶さんは「先週の先行上映会のときに、監督が『梶さんに西片を演じていただけてよかったです』とメッセージをくださって。本当にうれしかったですね。改めて、この作品に関わらせていただくことができて光栄だったなと感じました。…なんて話をしていると、なんだかこれで終わってしまうような気がして、すごく寂しいですが…。でも、まだ中3の夏だから、この先も何かしら、アニメでの展開していけそうですよね?!どんな形でもいいので、また彼らの動いている姿を観られたらなと思います。これからも引き続き、山本崇一朗先生が描く原作を一緒に応援していきましょう!」とコメント。

 高橋さんは「劇場でこんな風にお話しできる日が来るとは本当に思っていなかったので、今胸がいっぱいですし、この景色を山本先生にもお見せしたいです。1期から続けてきた『高木さん』、話数によっては出番がないキャラクターもいたり、3期を通してスタッフさんも入れ替わっていると思うんですけど、私は少しも手を抜いたことがないですし、きっとそれはみんなも、スタッフさんもそうだと思います。1期の一番最初からずっと誰も手を抜かなかった、そんな作品が出来上がったと私は思っています。これをどうか今しかない、劇場で上映しているこの期間、どうか堪能していただけると嬉しく思います。私たちが一生懸命作った作品、これからも愛してください!」と締めくくり、”高木さんファミリー”が集まったアットホームな空気の中、舞台挨拶は幕を閉じた。

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