“令和のバズ女王”「高嶺ヒナ」写真集発売イベント直前に殺害ほのめかす脅迫受けていた

2022年1月9日

アニギャラ☆REW編集部

　人形のように完璧に作り上げられたビジュアルがSNSで話題を呼び「令和のバズ女王」とも呼ばれる高嶺ヒナ。昨年、彼女の1stフォトブック『Lalka ～偶像少女～ HINA TAKANE PHOTOBOOK』（扶桑社）が発売前から完売したことで話題となった。

＜1stフォトブック『Lalka ～偶像少女～ HINA TAKANE PHOTOBOOK』（扶桑社）より＞

⇒全ての写真を見る（全3枚）

　その発売記念イベントを1月9日に大阪・ロフトプラスワンウエストで開催することになったのだが、その開催の裏側では恐ろしい事件が起きていた。

「死ね」「お前みたいな存在いらない」「お前の住所晒す」

　彼女のツイッターには連日、同一人物からの脅迫メッセージが届いていた。本来であればただのヘイトメッセージで終わるかと思われたが、送り主が運営しているというなりすましのTikTokアカウントで彼女のプライベートが晒され始めた。殆どが誤った内容のものだが、そのなかには本人や親しい間柄でなくては知り得ないような情報もあった。

　そして、一方的にメッセージは送られ続けていたのだが、家族構成や住所の特定までされ始めた。恐るべき執念のネットストーキングが始まったことにより、業務提携先の事務所から紹介を受けた弁護士や地元警察に相談をおこなった。

　そして、これまでに送られてきたメッセージのなかには「イベントに行く」と言う内容も送られてきている。

　これをうけて地元警察は大阪府警との連携を取り、本件に対して警戒体制を整えるなど親身かつ迅速な対応をとっているという。しかしながら、ツイッター社やTikTok運営のByteDance社は本件に対しての情報開示はおこなわない姿勢を見せている。

　タレントの殺害をほのめかす事件は少なくない。SNSの発達によりその傾向は益々強まっている反面、警察からの要請に対しても運営会社の反応はあまりよくないのが現実なようだ。

　高嶺ヒナの発売記念イベントは明日の大阪だけでなく、16日の東京・タワーレコード渋谷店でも開催される。犯人の素性は未だわからずだが、この記事を見て思いとどまってくれることを切に願う。