アニメ『秘密結社 鷹の爪』の主人公であり、島根県の「しまねSuper大使」を務めるキャラクター吉田くんが島根県のメーカー企業と一緒にグッズや商品を開発し、クラウドファンディング上で支援者を募ることで地元島根県を応援する「島根×吉田くん新グッズ開発プロジェクト」を8月2日(月)より開始した。
吉田くんは島根県出身のキャラクターとして、これまで島根の魅力を様々な形で発信してきた。
空港の売店などの定番土産品「島根か鳥取か分からないけどそこら辺にいきました。」(中身はクッキー)を生み出したり、隣の県の知名度を借り制作した「島根は鳥取の左側です。」Tシャツは自治体自虐ブームの火付け役となったり。「島根県×鷹の爪スーパーデラックス自虐カレンダー」は、『月曜から夜更かし』『スッキリ』など多くのテレビ番組で取り上げられ、35,000本を売り切る大ヒット商品となった。
様々な形で吉田くんと共にコラボしてきた島根県だが、2019年から全国的に経済活動を揺るがしている新型コロナウイルス感染症の流行によって人の移動が制限され、観光業をはじめ、大きな経済的打撃を受けている。
そのような状況下において、吉田くんも島根県を背負うキャラクターとして、コロナ禍の今だからこそ地方創生に貢献できる方法はないかを考え、実施に至ったのが今回の「島根×吉田くん新グッズ開発プロジェクト」だ。
本プロジェクトでは、吉田くんが島根県内のメーカー企業とタッグを組み、一緒に吉田くん印の新グッズを開発。島根県発の新たな名物を生み出し、コロナ禍で頑張る島根の企業を遠方からでも応援いただける仕組みを作ることを目的としている。
本プロジェクト第1弾となる商品は、島根県出雲市にある浜村木材 有限会社の発明品、カメムシ捕獲器「ぱっくりん」。
「ぱっくりん」は、カメムシのいや~な匂いをシャットアウトしながら、触らず簡単に捕獲することができる、史上初のカメムシ捕獲器。特許もすでに取得している、島根県民&虫嫌いの方待望の商品だ。
▼「ぱっくりん」の使い方
⇒オリジナルサイトで全ての写真を見る(全12枚)
島根県では、カメムシが毎年大量に発生し多くの人を悩ましている。開発者である浜村木材の浜村拓志さんが、結婚を機に都市部から山奥に移住したカメムシ嫌いの妻のために、8年かけて開発されたのが「ぱっくりん」だ。
浜村木材がある島根県佐田町は85 パーセント以上が森林で、山に囲まれた地域。そんなわけで、家にはいろんな虫が出現する。もちろんカメムシも言わずもがな。
浜村さんは結婚を機に都市部から山奥移住してきた虫嫌いの妻が、カメムシの多さに悩まされ、カメムシを見つけても駆除することができず、だからといって見て見ぬふりも出来ず、見つけては紙コップでフタをしている姿を目にした。
そこで、浜村さんは愛する妻のため、害虫を処理する際に、カメムシに手を近づけなくても、見なくてもいいカメムシ専用捕獲器「ぱっくりん」を誕生させた。
そんな愛の結晶である「ぱっくりん」を「島根×吉田くん新グッズ開発プロジェクト」では、吉田くんのオリジナルイラストをあしらった各種ノベルティもつく返礼品として用意。
今回、「ぱっくりん」と共に届く返礼品のコラボグッズには、初公開となるカメムシのコスプレをしたキモかわいい吉田くんがあしらわれている。「ぱっくりん」購入者だけが手に入れることができる特別仕様となる。
コロナ禍で苦しい状態に追い込まれる企業が多い中、観光以外の切り口で島根県を盛り上げる新たな地方創生の一手としてはじまった「島根×吉田くん新グッズ開発プロジェクト」。ぜひ、応援と今後の展開に期待してほしい。
※今後も2弾、3弾と実施を予定しており、開発中の新商品を吉田くんに応援してほしい、一緒に商品開発をしたい島根県内の企業でご興味のある方も募集しています。お気軽にご相談ください。
◆クラウドファンディング概要
▼プラットフォーム:CAMPFIRE
https://camp-fire.jp/projects/view/415459
■期間:8/2(月)~9/29(水)
■リターン品:
①ぱっくりん単体コース:4,510円(税込・送料込)
【商品内容】
・ぱっくりん本体
・専用シート8枚
【お届け予定】
・10月お届け予定
②捕獲道具セットコース:6,160円(税込・送料込)
【商品内容】
・ぱっくりん本体
・専用シート8枚
・ポケットティッシュ
・紙コップ
・テープ
【お届け予定】
・10月お届け予定
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等によりお届け時期が遅れる場合がございます
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等によりお届け時期が遅れる場合がございます。
③完全装備セットコース:14,410円(税込・送料込)
【商品内容】
・ぱっくりん本体
・専用シート8枚
・ポケットティッシュ
・紙コップ
・テープ
・マスク
・Tシャツ
【お届け予定】
・10月お届け予定
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等によりお届け時期が遅れる場合がございます。
■実施スケジュール
- 8/2(月)12時~:プロジェクトスタート
- 9/29(水):プロジェクト終了
- 10月:リターンお届け
※本プロジェクトは All-in 方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リター ンをお届けします。
◆「ぱっくりん」 商品詳細
▼「ぱっくりん」 開発者 浜村拓志さんからのコメント
捕獲器の構造を考える作業は困難で予算もかかります。 試作機を発明しても「そんなの誰が買うの??」「手で捕まえればいいじゃない?」と冷ややかな対応をされることもしばしば、、、何より佐田町の老人方は「素手」でいとも簡単にカメムシを捕まえるのです。 諦めた方がいいのかな……そんなふうに考え始めたころ「しまね Super 大使吉田くん」(吉田 ジャスティス カツヲ)に出会ったのです。
吉田くんは島根県では、しまね Super 大使として有名なので、私も好きなキャラクターです。 ふと、家に飾ってあった島根自虐カレンダーを見たとき、この自虐こそ自分が今やろうとして いることでは無いのか……と思ったのです。
「島根の山奥で発明だ!」なんて人に笑われるようなことかもしれない。だけど自分がチャレンジすることで、何かが変わるきっかけになるのではないか。たとえ笑われても、楽しんでもらえるなら、それだけでもかまわないじゃないか。そんなふうに考えることができたのです。
いろんな人の協力を経て、8年ごしに試作品の初期ロットを完成させるところまではできました。発明品として特許も取得。いざ大量生産に踏み切り、全国に向けて PR したい!
そんなタイミングで、コロナが本業を圧迫!!全国的に販売したい!という思いはあるものの踏み切る勇気がありません。
そこで、今回、私が事業を続けることになった責任もとってもらおうと、吉田くんの力も借りてクラウドファンディングにチャレンジすることになりました。
8年もかかってしまったので妻はもうガムテープでカメムシを駆除できるようになりました。
妻の為に発明した捕獲器ですが、今は、虫が苦手で困っている誰かを助けたい、そして佐田町に少しでも明るい話題を届けたい!と目的が少しずつ変化しています。
ここからカメムシ捕獲文化を全国へ広めていきたいと考えています。
⇒オリジナルサイトで全ての写真を見る(全12枚)