◆“アゲイン”で期待するところは?
4月から放送される『ビーストウォーズ超生命体トランスフォーマーアゲイン』では従来の放送からさらにアレンジが加わっているというのも驚きのポイントです。
当時は30分番組だったのですが、今回は15分のセレクション版。次回予告などラットル役の山口勝平さんが新たなナレーションを新録していたりと、当時の放送を観ていた人にも新鮮な体験となっていそうです。
\#ビーストウォーズアゲイン 情報📢/
1997年に放送された『#ビーストウォーズ 超生命体 #トランスフォーマー』
の1話15分セレクション版!
次回予告などの追加ナレーションはラットル役 #山口勝平 さんにより新たに収録しました✨公式HPはコチラ↓https://t.co/VzY3z58JNr#Transformers pic.twitter.com/BPsS1sTDVM
— 【公式】トランスフォーマー情報局 (@TF_pr) March 13, 2023
そしてぜひ期待したいのは第二シリーズである『ビーストウォーズメタルス超生命体トランスフォーマー』からもエピソードを放送してくれること。前述のアドリブ芸が極まったのもこの第二シリーズで、シリアスなストーリーとアドリブのギャグがちょうどよい按配で混ざっているシリーズです。
一方で残念ながら放送の期待が薄そうなのが最終シリーズ『ビーストウォーズリターンズ超生命体トランスフォーマー』。
本作は日本では地上波放送されず、配信限定の作品だったこともあり、これまでのシリーズでできなかったよりマニアックなネタや下ネタが増えたアレンジが施されていました。さすがにそこまで“アゲイン”するのは無理でしょうから、せめて『メタルス』までを流して、当時の『ビーストウォーズ』がどう規格外だったのかを多くの人が体験できる機会にして欲しいです。
まずは4月。果たしてどんな形でビーストウォーズが復活するのか第一話の放送を期待して待ちましょう!
〈文/ネジムラ89〉
《ネジムラ89》
アニメ映画ライター。FILMAGA、めるも、リアルサウンド映画部、映画ひとっとび、ムービーナーズなど現在複数のメディア媒体でアニメーション映画を中心とした話題を発信中。缶バッチ専門販売ネットショップ・カンバーバッチの運営やnoteでは『読むと“アニメ映画”知識が結構増えるラブレター』を配信中です。Twitter⇒@nejimakikoibumi