人気漫画『ザ・ファブル』のアニメ化が決定し、それにあわせてティザービジュアルが公開された。
この度公開されたビジュアルには、愛銃のナイトホークを握る殺し屋“ファブル”の姿が描かれている。目があう相手を今にでも始末しそうな、最強の殺し屋を思わせる鋭い眼光で、ただならぬ殺気を放っているが、その姿は……全身裸?
「プロとして、一年間誰も殺さない」という決意を裸でキメる! かっこよさと滑稽さが入り混じった違和感漂う、迫力満点のビジュアルになっている。
原作は、『ヤングマガジン』で連載された南勝久氏原作の漫画で、累計発行部数は2,200万部を超える。2019年と2021 年には岡田准一さん主演で実写映画化もされ、累計興行収入31億円超えという大ヒットとなった。そして、2021 年より連載がスタートし、人気を博した『ザ・ファブル The second contact』も、惜しまれつつ完結を迎えた。
監督は、これまで『装甲騎兵ボトムズ』シリーズや『太陽の牙ダグラム』『火の鳥』など数多くの作品を手掛けてきた髙橋良輔監督。アニメーション制作を担当する手塚プロダクションとタッグを組み、プロとして一般社会に紛れ込む“ファブル”の少し変わった生活から、手に汗握るアクションシーンまで、作品の魅力が存分に詰まったアニメーションに仕上げていく。
さらに、原作・南勝久氏と髙橋監督からコメントが次のとおり到着した。
◆コメント
≪南 勝久氏(原作)コメント≫
実写映画に続き、この度のアニメ化とまたひとつ夢・目標に手が届き、関係者の皆様には大変感謝しております。『ザ・ファブル』の構想を練り出した時点から、密かに実写映画化とアニメ化の両方を念頭に入れておりました。
昨年、髙橋良輔監督たちが僕の地元まで足を運んでくれて、今作の事を熱く語られているのを聞いた時、このアニメは良いものになると直感いたしました。
原作ファンの皆さん、漫画と同じように動くアニメの『ザ・ファブル』をぜひ楽しみにしていてください。僕も皆さんと同じくワクワクしながら完成を待ち望んでおります。
▼プロフィール
1971年、大阪府出身。1999 年、『ナニワトモアレ』で第 41 回ちばてつや賞準大賞を受賞し、漫画家デビュー。2000年、同タイトルの連載開始。2017年、『ザ・ファブル』で第41回講談社漫画賞一般部門を受賞した。
主な著書に、『ナニワトモアレ』(全28巻)、『なにわ友あれ』(全31巻)、『ザ・ファブル』(全22巻)、短編集『ざ・ふぁぶる』(全1巻)がある。この度、『ヤングマガジン』誌上にて『ザ・ファブル』の第二部となる『ザ・ファブル The second contact』が完結した。
≪髙橋良輔(監督)コメント≫
「紙面上のキャラに針を刺すと血が出るような……」これは単行本一巻の表紙裏に書かれた原作者の言葉である。正にアニメの『ザ・ファブル』が目指すものもこの一点にある。作品の中で描かれる“強さ”も“優しさ”も“侠気”も“狂気”も、切れば噴き出す熱い血を持ったキャラクター達によって語られなければならない。いざ、我ら一同も身震いして佐藤兄妹と共に——浪花へ!
▼プロフィール
1943年1月11日東京生まれ。1964年、株式会社虫プロダクションに入社、演出として各種作品にあたる。
虫プロダクションを退社後、株式会社サンライズ創業期に SF メカもの作品『ゼロテスター』を監督しその後の同社の方向を決める。代表作として『太陽の牙ダグラム』(原作・監督/'81)『装甲騎兵ボトムズ』(原作・監督/'83)『沈黙の艦隊』(監督/96)などがある。
◆アニメ情報
▼イントロダクション
幼少期から殺し屋としての英才教育を受け、どんな敵も 6 秒以内に鮮やかに葬り去る、無敵の殺しの天才・通称“ファブル”。
ある日、組織のボスから「1年間誰も殺してはならない」という突然の指令を受けた彼は、人殺しをしない全く新しい生活を送ることになる—。
佐藤明と名乗り、プロとして初めて過ごす普通の生活。しかし、平穏な日常の中に蠢く、不穏な空気が明を放っては置かない……。果たして、この最大にして至難のミッションを遂行することはできるのか!?
寓話と呼ばれし無敵の殺し屋“ファブル”の、カッコよく、滑稽で、そして少し風変わりな1年間の殺し屋休業生活を描くアクションコメディアニメ。
▼スタッフ
- 原作:南 勝久『ザ・ファブル』(講談社「ヤングマガジン」掲載)
- 監督:髙橋良輔
- シリーズ構成:高島雄哉
- 脚本:高島雄哉 森田眞由美
- キャラクターデザイン:大下久馬 長谷川早紀 羽山淳一
- アニメーション制作:手塚プロダクション
▼公式サイト
https://www.vap.co.jp/the-fable-anime/
▼公式Twitter
https://twitter.com/the_fable_anime
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