5月26日(土)、さいたま市文化センターにて、TCGの雄、ブシロードが生み出したスマホゲームアプリ『トリプルモンスターズ』(以下、トリモン)のライブイベント“Triple Monsters LIVE -EVOKE-”が開催された。

 本イベントは、ゲーム内から派生した、「ヴァイオレットチャーム」、「ピンクスプラウト」、「グルーヴィライトブルー」の3ユニット初の合同ライブとなる。

 ライブでは、楽曲の披露のほか、各ユニット対抗トリモンカードバトルや、出演者9名の生アフレコが実施され多くの観客を歓喜させた。

 本記事では、『トリモン』にとって、歴史的な1日となったイベントの様子を振り返っていきたいと思う。

トリモン_3ユニットライブ

笑いあり、真剣勝負ありの「各ユニット対抗トリモンカードバトル」

 オープニングでライブの総合MCを務める広報担当キャサリンさんが登場した途端、会場は早速歓喜の声で埋め尽くされ何度も拍手が繰り返された。

 その声援が心に響いたかのように、キャサリンさんは嬉しそうに笑みを浮かべMCを進めていく。

 そして、いよいよ出演者の登壇だ。

 ステージには「グルーヴィライトブルー」の城田純(ソウ役)さん、蒼井翔太(モーリス役)さん、森嶋秀太(フィン役)さん、「ヴァイオレットチャーム」の千菅春香(ユリア役)さん、吉岡茉祐(エマ役)さん、佐々木未来(美景役)さん、「ピンクスプラウト」の尾崎由香(ディア役)さん、遠野ひかるさん(マーリン役)、西本りみさん(エシャ役)の9名が登壇し、会場はさらに盛り上がりを見せた。

 そして、各出演者の自己紹介が終わったのち、各ユニット対抗トリモンカードバトルが開幕する。

 1回戦目は、「ヴァイオレットチャーム」と「グルーヴィライトブルー」の対戦。「ヴァイオレットチャーム」は水属性、「グルーヴィライトブルー」は風属性のデッキを使用しての対戦だ。

 キャサリンさんに自信のほどはと聞かれた「グルーヴィライトブルー」組は、

「森嶋さんマイスターですからね!」

 という勝利を確信したような発言をする。さらに蒼井さんが、

「俺のクツはサンダーバードですからね! インヴォーク!!」

 と言ったのち、スタッズ付きのクツを披露すると、会場に笑いが巻き起こった。

 対戦の模様はスクリーンに映し出され、会場にいる全員がスクリーンに釘付けとなった。

 接戦の末、1回戦目は「グルーヴィライトブルー」が勝利を収める。

 2回戦目は「ヴァイオレットチャーム」(幻属性)VS「ピンクスプラウト」(地属性)の対戦が行われ、「ヴァイオレットチャーム」が勝利。

 3回戦目は「グルーヴィライトブルー」(雷属性)VS「ピンクスプラウト」(地属性)が対戦し、「グルーヴィライトブルー」が勝利を収め、対戦は幕を閉じた。

 見事2連勝した「グルーヴィライトブルー」の城田さんは、

「『トリモン』は諦めかけたところからが勝負の始まりです。だから最後まで諦めないで」

 と今回のバトルを振り返りこのように語り、森嶋さんは、

「『トリモン』は絶対に最後まで諦めたらダメですね! もし負けてもポイントが入りますから」

 とコメント。

 その後、9人の声優による生アフレコが披露されたのち、イベントはいよいよライブパートへと突入する。

ライブパートは会場のボルテージを一気に上げた!

◆ヴァイオレットチャーム

ヴァイオレットチャーム

 ライブパートは「ヴァイオレットチャーム」の「この世界を愛する全ての者へ」からスタート。

 千菅さんの、

「盛り上がっていくよ!」

 という掛け声が会場のボルテージを上げていく。

 「犯した過ちからのPHASE」ではクール&ビューティーなパフォーマンスを彼女たちは披露。

 そして彼女たちが「Last place ~君との約束~」を歌唱すると、バラードの曲調に合わせ、紫のペンライトが左右にゆったりと揺れ、会場は幻想的な雰囲気に包まれていた。

◆ピンクスプラウト

ピンクスプラウト

 「ピンクスプラウト」は、「せーの DE ドッカーン!」のキュートなダンスで観客を魅了。その様子は、まるで彼女たちが客席へ愛を届けているよう。

 さらに彼女たちは、「ワクワクが止まらないw」でラブリー全開なパフォーマンスを披露。観客たちの視線は完全に彼女たちの釘付けとなっていた。

◆グルーヴィライトブルー

グルーヴィライトブルー

 そして、「グルーヴィライトブルー」。アップテンポな楽曲である「into one」を彼らが歌い出すと、会場のボルテージは最高潮!! その圧倒的なパフォーマンスに観客たちは大興奮。ライブはさらに盛り上がる。

 アップテンポな曲調の「into one」とはまた違ったバラード「ガラスのloveless」では、彼らは美声を聴かせてくれた。特に印象的だったのは、ラストサビの転調部分だ。3人のハーモニーが合わさり、会場に感動が充満した。

◆『トリモン』×『バディファイト』のコラボが発表

 そしてライブ中盤では、次回『トリモン』と『バディファイト』のコラボが発表され、その繋がりで、城田さんが『フューチャーカード バディファイトX』のOP曲「バディファイト×バディファイター」を、蒼井さんが『フューチャーカード バディファイトDDD』のOP曲「DDD」を大熱唱! 会場は赤いペンライトで埋め尽くされた。

「この世界を愛する全ての者へ」を出演者全員が歌唱

 今回のライブを振り返り、遠野さんは

「今回が初CD、初ライブで、ずっと前からこのライブに対する不安と楽しみとワクワクが止まりませんでした。今日はこんなにたくさんの人に来ていただいて嬉しかったです」

 と、満面の笑みでコメント。

「素敵な3ユニットを作っていただき、今日のライブを凄く凄く楽しみにしていてワクワクしていてドッカンと楽しもうと思っていたので、楽しめて良かったです。これからも『トリモン』を盛り上げていけたらいいなと思っています」

 このように、『トリモン』に対する今後の意気込みを力強く語るのは西本さんだ。

 また、吉岡さんは、

「エマ先生は先生という立ち位置なので、皆と絡む機会があまりないので、今日はガッツリ絡むことができてとても楽しかったです。またヴァイオレットチャームの3人が集まってライブができればいいなと思いました」

 と、次回のライブを期待するコメントを残していた。

 そして、イベントラストでは、「この世界を愛する全ての者へ」を出演者全員で歌唱。スクリーンには楽曲の歌詞が流れ、出演者と共に歌う者も少なくなく、ステージと客席に一体感がさらに深まった瞬間であったといえよう。客席には様々な色のペンライトが振られ、その光景は本イベントを皆が心の底から楽しんでいることが伝わり、非常に印象深かった。

 今回のライブを始め、『バディファイト』等、様々な作品とのコラボも告知されている『トリモン』。その快進撃は加速する一方。

 今後の3ユニットの動向はモチロン、『トリモン』の躍進を期待したいと思う。

(Edit&Text/水野高輝)

【Triple Monsters LIVE -EVOKE-セットリスト】

1.この世界を愛する全ての者へ
ヴァイオレットチャーム
2.せーの DE ドッカーン!
ピンクスプラウト
3.into one
グルーヴィライトブルー
4.犯した過ちからのPHASE
ヴァイオレットチャーム
5.ワクワクが止まらないw
ピンクスプラウト
6.Last place ~君との約束~
ヴァイオレットチャーム
7.ガラスのloveless
グルーヴィライトブルー
8.バディファイト×バディファイター
城田純
9.DDD
蒼井翔太
10.この世界を愛する全ての者へ
全員

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