2020年10月2日(金)より映画『トロールズ ミュージック★パワー』の公開がスタート。

 テレビ番組や公式のYouTubeチャンネルでは、主人公であるポピー役の上白石萌音さんや、ブランチ役のウエンツ瑛士さんが映画の宣伝に励んでいたりと、結構な露出をしてくれていて、作品のファンとしては嬉しい限りです。CMもガンガン流れているようで、観る予定はなくても存在は知っているという人も多いのではないでしょうか。

 ただ一つ、注意しておきたいことがあります。

 音楽やダンスで溢れた、可愛くて楽しい子供向けの映画だと思っているそこのあなた。

 この映画、あなたが思ってる以上にどうかしてますよ。

 今回は、そんな風に『トロールズ』に対して勘違いしている人がいるかもしれないので、うっかり観に行って、その刺激の強さに脳をやられてしまう人が居ないよう、忠告しておこうと思います。

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◆『トロールズ ミュージック★パワー』は“やばい”映画?

 CMなどではポップな編集のされ方をされている『トロールズ ミュージック★パワー』ですが、おそらく開始数分で多くの人が気づきます。この映画、なにかがおかしいと。

 この映画では、始まって間も無く世界観を語るがごとく、主人公のポピーを含むトロールズたちがご機嫌な歌とダンスを披露してくれます。ですが、随所におかしな映像が挟まれるんですよね。

 剛毛に見えないポピーがやけに毛むくじゃらな足の脱毛をするシーンが一瞬挟まれたり、ブランチは脈絡もなく太陽とフィストバンプ(グータッチのこと)したり、挙句の果てにはダイヤモンドガイというキャラクターが突然頭から卵を生みだし、“タイニー・ダイヤモンド”を出産するシーンに突入します。

 トロールズって卵生なのか? とかそもそも男が子供を生むの? とかそういう疑問をすっ飛ばして、ここまでの混沌としたメドレーソングで映画が始まるのです。

 サブリミナル的に逐一おかしい言動が挟まれるこの冒頭の一曲目で鑑賞している人は気づきます。この映画やべーやつだ、と。

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◆ヤバさが際立つスムースジャズトロールズ

 モチロン冒頭のカオスぶりは準備運動。そこから怒涛のどうかしているトロールズたちによる、どうかしている冒険が始まります。

 もはや映像ドラッグと言っても過言ではないのですが、中でも特に極まっているシーンが中盤に登場。それがポピーたちを襲う刺客、スムースジャズトロールズの登場シーン

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 得意のスムースジャズで、ポピーやブランチたちを洗脳するのですが、比喩表現とかではなく、そのままの意味でどうかしている映像が流れます

 突如天から舞い降りるホワイトタイガー。いきなり実写の男の足が映り、ポピーとブランチはカクテルで乾杯。筋肉質な腕が生えたミスター・ディンクルスが地面から電話を持って出現したかと思えば、海ではイッカクの群れが、順に海面へとジャンプ。にぎり寿司になったポピーとブランチを、ポピーとブランチ自身が口にしようとする......。

 言葉にしても全く意味がわからない、このシーン。

 本当に映像として映画館の大スクリーンで流されるので、ぜひ刮目してほしい。いや頭をやられるかもしれないので、気をつけてほしい。それぐらいどうかしています。

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◆やつらは常習犯だ!ドリームワークス

 こんなどうかしている映画を作ったのはどこの誰だよ! と思うかもしれませんが、言わずとしれた世界的なアニメーション制作会社ドリームワークス・アニメーションです。

 この会社名を聞いてピンと来る人が居るかもしれませんが、『シュレック』『マダガスカル』、最近では『ボスベイビー』を制作した会社です。

 これらの映画を観たことがあるひとなら分かると思いますが、いずれもポップな見た目のくせして、ところどころにどうかしている映像が挟まれる映画でおなじみです。今回の『トロールズ ミュージック★パワー』に関してもどうかしてるのは、彼らにしてみれば通常運転なのですね。

 しかも『トロールズ』シリーズは特にどうかしている具合が強い作品。

 現在日本のNetflix でも配信されている、『トロールズ』のテレビスペシャル版『トロールズみんなのハッピー・ホリデー!』では実写映像を混ぜたトリップシーンが用意されていたり、ピー音やタトゥーを入れるシーンなど、過激な演出が随所に挿入。『トロールズ』は可愛い顔して、もともとヤバさが際立っている作品でした。

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◆ただおかしな映像が流れるだけじゃない?

 『トロールズ ミュージック★パワー』がどれだけヤバめな映像が用意されているのかをここまで紹介してきました。これを聞いて、じゃあ見に行くのを止めようとか、子供に見せるのはやめようとか思ってしまうかもしれません。ここまでそんな紹介をしてきてなんですが、それもちょっと待って欲しいのです。

 実は、そんな変わった映像を流しながらも、本作が語るメッセージは高等で素敵な内容になっています。音楽性の違うトロールたちが分断されている中、どうやって共存していくのか。性格の全く違う相手とどう接していくのか。昨今叫ばれる民族差別や人種差別についても改めて考えさせられる深いテーマが、この映画では描かれています。

 そんな重たい内容を、可愛いキャラクターで、おかしな映像を流しながら語るのだから、これほどクールなことはありません。月並みな言葉になってしまいますが、子供から大人までちゃんと楽しめる映画になっているので、ちょっとでも気になった人は、映画館に足を運んでみて欲しいです。

 ちなみに私は一回観ても、すぐに『トロールズ ミュージック★パワー』をまた観に行きたくなっちゃうような状態ですが、全然依存症じゃないよ。安心してください。みんなやってます。

(Edit&Text/ネジムラ89)

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