大学時代はちょっとしたすれ違いが?
第1話のエンディングは、コンパに行った彼女に彼氏が怒っているというやりとりでした。
彼氏の『行ったの?』という発言から始まり、
「うん…」
『なんで!!』
「コンパって言っても」
「セミの集まりだからぜんぜん」
彼氏から『セミ』と誤字へのツッコミがあり、
「ゼミ」
「そういうんじゃないし」
『そういうんじゃなくても』
『ダメなものはダメ!』
「なんで?」
『かわいいから』
「!?」
『男がほっとかない』
「なんか」
「びみょーにうれしい…」
いちゃつき始めます。
大学生になっても二人はラブラブなご様子。
しかしその後の
『どーせ、俺は浪人中だし』
という発言から、茜は大学一年生で小太郎は浪人中ということが分かります。
中学時、茜は成績優秀、逆に小太郎はそんなに成績は良くなかったので、この状況には納得できます。
他にも第3話で、
『おーーい』
『おーーーーい』
『おーーーーーーーーーーい』
『まだ帰ってない?』
『サークル入ってから』
『あんまり連絡ないよね』
『心配してる』
「はぁーー』
彼氏からの連続LINEがありました。
「サークル」という言葉は、二人が高校を卒業していることを裏付けると共に、茜はサークルに入ってしまって浪人生の小太郎はあまり構ってもらえてない状況を視聴者に伝えています。
何通も送ってしまっている感じが、心配性で嫉妬深い小太郎らしいですね!
そしてこの後、
「ごめん、今帰り!」
「終電になっちゃった」
「もう寝てるよね?」
「(ごめんなさいというネコのスタンプ)」
といったメッセージが彼女から送られてきます。
このメッセージからは、焦っている様子が読み取れるので、茜と小太郎の心の距離が離れてしまったわけではなさそうです。
そして第6話のエンディングでは、
『はーー』
『つかれた』
「がんばって」
「でも」
『この試験受かったら』
『社会人だよ』
「うん」
『あとちょっとの辛抱』
という意味深な言葉が飛び交います。
「試験受かったら社会人」ということは、小太郎が大学4年生ということでしょうか。
本編において彼は小説家を目指していましたが、結局、公務員試験か何かを受けて仕事に就くつもりなのかもしれません。
その後は彼氏から
『ぎゅってして』
とのリクエストに
「ぎゅーーーーーーーー」
と答える彼女。
そして……
『お』
『愛情たっぷり?』
「首絞めすぎた」
『殺す気か!?』
「ウケるー」
『ウケるなよ』
「ちゅ」
『おや』
「たまにはね」
『はーーーーー』
『会いたくなった。つらい』
冗談を交えつつやはり、いちゃついています。
中学時代の初々しさは何処へやら……当時の小太郎なら「ぎゅってして」など言えなかったでしょうが、7年もの付き合いとなると慣れたものです。
しかし、素直に「会いたい」というのは中学時代から変わらないようです。