◆「リメイク版」なら制作はできるのか──?

画像引用元:Amazon.co.jpより

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  前作のアニメの流れをくんだ続編ではなく、完結した原作を元にイチからアニメを作ることは可能といえます。

  たとえば、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』や『シャーマンキング』などは、アニメの放送が終了して15年以上経ってから、リメイク版として蘇り、原作の最終話までが描かれています。

  しかし、『金色のガッシュ!! 』に関しては、過去のアニメの放送期間が3年(全150話)にわたりっているため、リメイクした際、物語のターニングポイントとなる「ファウード編」にたどり着くまでに相当の期間が必要になると考えられます。

  しかし、前述の『ダイの大冒険』の場合コミックは全37巻、『シャーマンキング』は全32巻、両作品とも30巻を超える大作にも関わらず、リメイク版アニメでは、原作の最終回まで描かれています。

  『金色のガッシュ!!』のコミックは全33巻なので、こういった前例を参考にすると、リメイク版なら再アニメ化はできるといえます。

  また、原作の正統的な続編『金色のガッシュ!!2』がAmazonや『LINEマンガ』などの電子書店で20223月から電子書籍として配信、単行本も20235月下旬の時点で、2巻まで発売されているので、ファンの要望が高ければリメイク版アニメの作成は実現するかもしれません。

 

  ──『ダイの大冒険』『シャーマンキング』もそうですが、昨年は『うる星やつら』のリメイク版が放送されたり、今年の7月からは、『るろうに剣心』のリメイク版アニメが放送されたりすることから、『金色のガッシュ!!』のアニメが今後作られる可能性は十分にあり得ると考えられます。

 〈文/粂原もみじ 編集/乙矢礼司〉

 

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(C)雷句誠/小学館・フジテレビ・東映アニメーション

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