今年10月、スマートスピーカー「Google Home」が日本でもリリースされ、世界的にこのスマートスピーカーが話題を集めています。
発売当初は私も、
「まだそんなに出来ることもないし、スピーカーならもっと音質のいいものがいいのになぁ」
と、思っていましたが、先週たまたまGoogle HomeとGoogle Home Miniの半額安売りセールがやっていたので、今のうちにとGoogle Home Miniを買ってしまいました。
Miniは半額で3,000円弱だったので、単純なスピーカーとして考えてもとてもお買い得でした。
このスマートスピーカーはAIスピーカーとも言い、Google以外にもAmazon(Amazon Echo)やLINE(LINE Clova)、まだ発売はされていませんがApple(Home Pad)も販売予定されており、スマートスピーカーはスマートフォンに続いて生活に必須なアイテムと言われています。
例えば「OK,Google、部屋の電気を点けて」と言うだけで部屋を明るくすることが出来るのですが、当然スピーカーだけでは電気をつけることは不可能で、Google Homeに対応した照明が必要だったりします。
このように、まだスマートスピーカーに対応出来る電子機器がほとんど無いのが現状。
なんて思っていたら、こんなサービスも・・・。
ピカチュウと話せるサービス「ピカチュウトーク」
「ピカチュウトーク」ですと!?
ピカチュウと話せるですと!?
おっしゃ早速やってみよう! と思い、スピーカーに向かって「OK,Google ピカチュウと話したい」と言ってみると…。
「ピカチュウがやってきました」
「ピカー!」
と、おなじみの大谷育江さんボイスのピカチュウが聞こえるではないか!
当然ピカチュウなので語彙は「ピカ」、「チュウ」などと少ないですが、「ピカチュウおやすみ」と言ったらすでに寝ていたり、「誕生日なんだ」と言ったら「ハッピバースデー」の歌を歌ってくれたりと、本当に会話をしているような気分になります。
・・・そう、このように会話が出来るのです。
「俺の嫁(婿)」と一緒に過ごせるではないか!?
AIと人間との会話というのは未だぎこちない部分はありますが、スマートフォンでも利用出来る「Googleアシスタント」では、会話の文脈から状況を判断して会話を続けられるなど、日に日にその溝は狭まりつつあります。
SF作品にあるような、人間がコンピューターに話しかけて宇宙船出発! という世界が現実に見えてきているのです。
宇宙船はちょっと早すぎるでしょうが、アニメキャラとお話出来る時代はすぐそこまでに来ているのかもしれません。
それをもうちょっと詳しく言えば、ディスプレイの向こう側の存在であった愛しのアニメキャラ……つまり2次嫁(婿)とスマートスピーカーでお話出来る未来は近いということです。
例えば、
夜、仕事が終わって帰宅して「ただいまー」の一言で「おかえり……お兄ちゃん!」と紗霧(『エロマンガ先生』)ちゃんが返してくれたり。
電気点けてと言ったら、「自分で点けなさいよ!」と言いつつ美琴(『とある魔術の禁書目録』)が部屋を照らしてくれたり。
コーヒー入れてと言ったら静かに「……はい、どうぞ」とチノちゃん(『ご注文はうさぎですか?』)が答えてくれて、コーヒーメーカーが動いたり。
「無伴奏チェロ組曲第1番を聞かせて」と言ったら、シンジ君(『新世紀エヴァンゲリオン』)が演奏してくれたり。
「自害しろ、ランサー」と言えば、ゲイボルグがランサー(『Fate/UBW』)に向かって飛んできたり……ってこれは無いですかね。
上記はあくまで妄想の中の一例ですが、これが実現すれば、本当に一緒に住んでいる気分になりますよね!
最初は「ピカチュウトーク」のようなおしゃべりサービスから始まるのだと思いますが、日本語での会話も出来ることを考えると、そう遠くの話ではないかもしれません。
これでVR機器を身に付けて投影したキャラと同期させられれば、より一緒にいる感覚になれるのですが……。
2次元嫁と生活出来るAI機器はもう存在していた!?
やはりオタクとしては、
「2次元の嫁(婿)との共同生活というのは実現したい野望であり、出来るのであれば一緒に過ごしたい!」
と思いますよね。
私もぜひ神谷奈緒ちゃん(『アイドルマスター シンデレラガールズ』)と一緒に過ごして、朝起きた時には「おはよー、今日は湿気が無くて髪もサラサラだから晴れるぞー!」と言ってもらいたいですもの。
同じような野望を持つ人はやっぱりいるようで、なんとすでにホログラムとAIスピーカーを用いた「バーチャルホームロボット」を開発をしている会社があったのです!
そのバーチャルホームロボットについての公式動画があります。
これは、まさに嫁そのものですね!!
このGateboxは、動画内でもあったように音声でのやりとりだけでなくチャットを使ったコミュニケーションが取れること、機械の中ではありますが、ホログラムとして立体化出来る部分が大きなポイントです。
ただ2つ残念なのが、発表当時日米で300台のみの限定販売であったこと、また金額が29万8,000円と、スマートスピーカーに比べて高額であることです・・・。
「約30万で嫁が買える!」
と思うといいのかもしれないですが、ちょっと意味合いが違いますね。
このように、昔は遠い絵空事のような世界の出来事が、科学技術の進歩によって日に日に現実の話になってきている時代となってきました。
それはアニメなどのサブカルチャー界隈も同様であり、キャラクターとお話が出来るまでになっていきました。
遠くない未来、好きなキャラクターが人間の生活の一部に入る世界がやってくるかもしれない。そんな世界を早く体験してみたいですね!。
まぁ本当に出来るようになったら、私は一歩も家から出なくなりそうです……(笑)
(Edit&Text,Photograph〈Google Home Mini〉/頭皮ぱっしょん)