<この記事にはTVアニメ、原作漫画『呪術廻戦』のネタバレが含まれます。ご注意ください。>

 『呪術廻戦』はキャラが次々と死亡することで有名ですが、中には高い実力を持っているにも関わらず、あっさりと敗北した不遇なキャラがいます。

 次の3人も実力は高いのに、戦う相手が強すぎたり、立てた作戦がお粗末だったりと、さまざまな理由から敗北してしまい、ファンから「弱い」といわれる結果となってしまいました。

◆常に戦う相手は作中最強キャラ──漏瑚

 特級呪霊の漏瑚が作中で本格的に戦うのは3回ですが、すべて相手が作中最強キャラだったため、漏瑚は強いはずなのに弱く見えてしまいました。

 彼が戦った相手は作中最強といわれる五条悟と両面宿儺の2人。序盤で五条と1回、渋谷事変で五条と宿儺と1回ずつ戦います。

 序盤の五条との戦闘では、漏瑚は五条の実力を知らずに戦いを挑んだ結果、煽られた挙げ句にボコボコにされ首だけになってしまいました。

 渋谷事変での五条との戦闘では、漏瑚は負けた経験から五条に怯えている様子を見せ、続く宿儺との戦闘では、漏瑚の得意な炎で決着をつけますが宿儺に負けて倒されてしまいます。

 彼はこれらの戦闘から噛ませ犬のように見えてしまい、13巻のフリースペースでは「わしの相手こんなんばっか」といつも戦う相手が最強キャラなことに対しため息をついていました。

 そんな漏瑚ですが、戦う相手が悪いだけで実力が低いわけではありません。彼は羂索から甘く見積もって宿儺の指89本分程度と評価を受けており、宿儺にも「お前は強い」と実力を認められています。彼は戦う相手が悪いばかりに弱く見えてしまった作中屈指の不遇キャラといえるでしょう。

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 なお、漏瑚は不遇すぎるためかファンのなかではマスコット的な存在となり、公式からはネタキャラのような扱いをされています。テレビアニメ第7話での「じゅじゅさんぽ」では、首だけになった漏瑚を羂索と真人がサッカーボールにして遊んでいる姿が描かれ、SNSで「お前ボール」というワードがトレンド入りしました。

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