2020年4月から第二部が放送開始された、『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 』(以下、本好きの下剋上)。
<画像引用元:http://booklove-anime.jp/ より引用掲載 ©香月美夜・TOブックス/本好きの下剋上製作委員会>
かなりのヒットを記録している作品なので、本や漫画などの宣伝で一度は耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか?
こちらは「小説家になろう」発の異世界転生もので、異世界での物作りで主人公がのし上がっていくという王道作品として人気を誇っています。
そんな作品の中でも、一番と言っても過言ではないほどの人気を持つキャラクターが、ギルベルタ商会の主である「ベンノ」。
子安武人さんが声を担当されていますが、子安さんの時点でもうアタリですよね(笑)。
ベンノはどんなキャラクター?
<画像引用元:http://booklove-anime.jp/story/ より引用掲載 ©香月美夜・TOブックス/本好きの下剋上製作委員会>
「ベンノ」は、主人公であるマインが異世界で商売を始める上で、キーパーソンとなる人物です。
彼は服飾を中心に扱うギルベルタ商会の主であり、主人公・マインのポテンシャルにすぐに気づき、彼女たちと手を組んで商売を始めます。
駆け引きもうまい実力者ですが、意外と面倒見も良く、本好きで本のこととなると盲目的になるマインの世話を始終焼きつづけ、苦悩する苦労人でもあります。
口が悪いけれど、ちゃんと主人公のことを常に気にかけているツンデレというのもポイントです。
ベンノのビジュアルがとにかくカッコいい
<画像引用元:http://booklove-anime.jp/character/ より引用掲載 ©香月美夜・TOブックス/本好きの下剋上製作委員会>
まず、皆さんに注目していただきたいのが、ベンノのビジュアル!
ミルクティー色のくせ毛に、赤い瞳って現実では存在しないけどカッコ良すぎません?? ツボです!!
もうキャラデザの時点でカッコいい!
そして次にご覧いただきたいのはベンノが着る衣装です。
初登場時から髪色なども相まって、周りのキャラと比較してもかなり異彩を放っていて目立つのです(いやホントカッコいい……)。
商人として成功していて豪華な洋服をまとっているから目立つのか、商人として扱うものが服飾中心でセンスが尖っているのか、貿易で他の街や外国のファッションを仕入れるから目立つのか、考察が捗ります。
また、第二部十六章の神殿にベンノさんが訪問するシーンで正装(?)を着ていますが、こちらは非常に大人っぽく仕上がっています。
オールバックの髪型に白を基調としたマントを羽織っている姿は、いつものベンノさんのビジュアルから考えると見慣れない格好ですが、色気があります。
テレビの前で歓喜しているファンも多そうですね!
ベンノの設定がファン魂に火をつける
<画像引用元:http://booklove-anime.jp/story/ より引用掲載 ©香月美夜・TOブックス/本好きの下剋上製作委員会>
普段は主人公の「ツッコミ&お叱り役」として翻弄されているベンノですが、やる時にはカッコ良くうまくやってくれるというデキる男。
敵に回すと面倒そうですが、味方にいると心強いキャラですね。
しかしながら実は独身という設定が……。
でも独身というのも“婚約者だった人はいたが、結婚したいと思った頃には亡くなってしまった……。それ以降にそれ以上にいい女性もいないから結婚する気はない”というのが理由で、この設定でさらにベンノに対するファン熱を燃やした人がTwitter等のSNSで多数見受けられました。
設定が美味しすぎる……。
そして物語の舞台の中世ヨーロッパをモデルとした異世界では、商人がお金を独占する職業というように疎まれているような描写が見られます。
現実の中世ヨーロッパでも、「清貧」が重要視されているキリスト教圏の場所では、そのような風潮があったようです。この作品では具体的に信仰について触れられていないのでよ分かりませんが、もしそのような風潮があるのだとしたらベンノ自身も商人だからこその孤独を感じていた時期もあったのだろうかな、と考え込んでしまいます。
だからこそ、やり手である彼が貴族社会などに不慣れな主人公・マインの面倒をみているのでしょうか?
第二部では、マインが神殿や商業で頑張っていく方向に進むようですので、これからもベンノの活躍が増えそうですね。彼の活躍からは目が離せそうにありません!
(Edit&Text/夢水もにか)
TVアニメ「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」公式サイト
©香月美夜・TOブックス/本好きの下剋上製作委員会