現実世界では蜜になることは無理だけど。魂はぶつけあえる。だったら、お互いにその魂を交錯させながらライブを楽しもうよ。

上間江望のワンマン公演は、 魂と魂を思いきりCrossoverしあえる場所!!

 102()、青山RizMを舞台にワンマン公演「上間江望ワンマンライブ2021-Crossover Story-」を行なう声優アーティストの上間江望。この日は、彼女の誕生日当日。現在、「Crossover Soul」「メビウスの輪廻」「ET CETERA STORY~hope~」と、3曲連続で配信リリースも展開中。上間江望のワンマン公演へ向けての想いや意気込みを、彼女の近況も交え、ここへお伝えしたい。

――10月2日と言えば、江望さんの誕生日。この日にワンマン公演を行なうのも恒例の行事という印象を覚えています。誕生日に行なうワンマン公演は、今年で…。

 

上間江望  ありがたいことに2015年から毎年のように誕生日付近にイベントやライブを行なっており、今年で6回目になります。わたし自身は、この時期にライブを行なうことが決まるたびに「今年もできるー!!」と嬉しい気持ちになるし、終えるたびに「来年もできるかな??」とちょっと心配になったりして、けっして恒例の行事とは思ってなくて。だから、今年も開催できたことを本当に嬉しく受け止めています。

 

――昨年は、アルバム「LIBRA」をテーマにした公演を行ないましたよね。

 

上間江望  そうなんです。2枚組アルバム「LIBRA」のうちの1枚はアコースティックなスタイルにした曲を集めた作品だったから、昨年はアコースティックな世界観を描き出すライブにしました。

  今年は、「LIBRA」のもう1枚へ収録した曲の中でも、まだバンド演奏を通してライブで披露したことのない楽曲をお届けしようと思っています。他にも、「LIBRA」以降に新しく生まれた曲たちもワンマン公演で楽しんでもらいたいなと思い、いろいろと構想を練っているところです。

 

 ――今の江望さん、ロック色を押し出した楽曲を軸に表現していません?

 

上間江望  ここ2-3年の中で、上間江望の音楽性と言いますか、表現したいスタイルをロック方面へ徐々に統一していっているのは確かです。

 

――以前は可愛い楽曲を歌う傾向が強かったですけど、今は凛々しい表情が増えていますもんね。

 

上間江望  もともとは声優としてキャラクターソングやゲームソングを歌うことが多く、ライブではそういう曲を中心に歌っていましたからね。だから、音楽性も作品ごとに異なるよう、そこは良い意味で多彩だったんですけど。ライブ活動を重ねていく中で「可愛い系」や「ロック系」、「アコースティック系」など、いろんなスタイルに挑戦してきました。もちろん、どのスタイルも、表現してゆく難しさや楽しさがあってすごく面白いです。その経験を重ねた上で、わたし自身もそうだし、スタッフさんたちの間からも「上間江望にはこういう音楽性が似合うね」という色が具体的に絞られてきました。それが「ミスクチャーなスタイルを持ったロック」。今は、そこを軸に据えたうえで、いろんな表情を広げながら表現してゆく傾向が強くなっています。

 

――気持ちを滾らせる曲たちが多いのも、ライブで聴くとさらに映えそうだから良いですね。

 

上間江望  みなさんにも、わたしの楽曲を聞いて気持ちをぶつけていただけたら嬉しいです!とくにコロナ禍以降、誰もが我慢しなきゃいけないことが増えましたよね。制限された環境の中ですけど、守るべきことは守ったうえで、その気持ちを思いきり発散させていただきたいなと思っています。たとえ声は出せなくとも想いはぶつけあえる。そういう想いのぶつけあいをしてゆくライブがしたくて、ライブタイトルへ「Crossover Story」と名付けました。

――今、江望さんは3曲連続で新曲を配信リリースしていますよね。「Crossover Soul」にも、ライブタイトルの「Crossover Story」とも繋がる気持ちを記しているのでしょうか?

 

上間江望  Crossover Story」というライブタイトルも、新曲の「Crossover Soul」も、根底にあるのは「現実世界では蜜になることは無理だけど。気持ちはぶつけあえる。だったら、お互いにその気持ちを、魂を交錯させながらライブを楽しもうよ」という想いです。

  Crossover Soul」の歌詞は、同じく声優アーティストの太田彩華ちゃんが書いてくれたんですけど。その歌詞がすごく格好いいんです。この歌、「走れ 現実と電脳の先へ」という言葉から始まるんですけど。まさに、今のライブ環境とも重なるなトルとわたしは感じています。とくにコロナ禍以降、ライブ配信が増えましたよね。有観客ライブも少しずつ増えてきたけど、ネット配信によるライブもどんどん進化し続けています。その2つを組み合わせながら楽しめるのってこの時代だからこその音楽の表現スタイルですし、会場にいる人はもちろん、画面の向こうの人にもどれだけ楽しさを届けられるかっていう戦いが常にあって。それがこの曲の中で「電脳」や「仮想の世界」などの言葉を使って表現されていて面白いんです!今回のワンマンライブは配信も行なうので、「現実」と「電脳」の要素を上手くクロスオーバーしながら魂(想い)を伝えていきたいなと思っています。

 

――今は、最初から配信でライブを楽しむ人も多ければ、ライブ会場に足を運んだ人でも、もう一度ライブの余韻に浸ろうと、配信ライブをアーカイブで見て楽しむ方も増えていますからね。

 

上間江望  そういう楽しみ方も素敵ですよね。もちろん、配信という形でライブを楽しんでいただけるのも、わたしはすごく嬉しく思っています。会場に来てくださる方とも、配信を通して観てくださる方とも、わたしは心でクロスオーバーしていきたいし、そういうライブをしようと思っています。とくに配信ライブは、アーカイブ放送を通して何回も楽しめますからね。しかも、わたしのこれまでのワンマンライブ映像はほとんどネット上にアップしていないので、こういう機会に何度も何度も観ていただけたら嬉しいです。

――9月に配信となる新曲たちの魅力も、ぜひ聞かせてください。

 

上間江望  はい!「メビウスの輪廻」は、わたしが5月に出演した舞台「アフターウォーズ~遥かなる星の変革~」で主題歌として歌わせていただいた楽曲です。この曲はロックバラード。シンプルな構成だからこそ、わたしの歌声の表情がよく伝わる楽曲になっています。「ET CETERA STORY~hope~」は、電子音も加えたミクスチャーロックなナンバー。ライブでは、一緒に手を上げて楽しめる楽曲です。「Crossover Soul」は、めちゃくちゃ疾走感のある楽曲。3曲とも表情は違いますけど、根底にロックの魂を持っているところは共通しています。

919日に赤羽ReNY alphaで行なわれる「電脳DIVE」というライブイベントへ出演するんですが、そこでは「Crossover Soul」を初披露します!102日のワンマンへ向けての前哨戦ではないですが、まずはそこで、新曲を生で体感していただきたいなと思っています。

 

――102日のライブを楽しむにあたり、新曲たちをチェックしておくと

 

上間江望  かなり楽しめると思います。加えて、昨年リリースしたアルバム「LIBRA」自体が、わたしの入門編とも言える、上間江望の歩みを集約した作品になっているので、これも聞いておけばライブをばっちり楽しめます。そのうえで、わたしもそうだけど、みなさんもこの1年半の中で我慢に我慢を重ねる想いをたくさん抱えてきたと思いますから、それを全部、ライブ会場や画面の前に持ってきてください。その気持ちを全部ぶつけあいながら、一緒に気持ちを開放していきましょう!!

 

――ワンマン当日は江望さんの誕生日。みんなで幸せを分かち合うのも楽しみの一つだと思っています。

 

上間江望  毎年のように沢山の方に祝っていただいて、本当に幸せ者だなと実感しますね。スタッフさんや応援してくれる方々がサプライズの演出を準備していてくれたりして。なんて言うか、生まれてきて、頑張ってきてよかったー!と思える日ですね。ですが!正直言うと、わたしの誕生日はあくまでもオマケみたいなものに感じています。それよりも、いつもみんなからいただいてる気持ちを、感謝の想いと一緒に全力でお返ししてゆく場にしていこうと思ってます。

 

――でも、あえて聞いちゃいます。誕生日プレゼントでほしいものは何ですか?

 

上間江望  あえて言うなら、「チケットSold Out」かなぁ。いま、本当にみんなへ自慢したいくらい格好いい上間江望の曲がいっぱいあって、一人でも多くの人たちに上間江望の音楽を知ってほしいからこそ、この日の公演をSold Outさせたいですし、一人でも多くの方の楽しんでる顔が見たい。それが何よりも最高の誕生日プレゼントだと思っています。

 

――この日の公演で、「ここを見てほしい」というポイントもあったら教えてください。

 

上間江望  ここ2年間、アコースティックギターを弾きながら歌う機会はありましたけど。この日は、バンドさんと一緒に約2年ぶりにエレキギターを弾いてライブに参加します。めちゃくちゃ格好良くなる予定なので、ぜひ、その姿も楽しみにしていてください。

 

――楽しみにしています。最後に、ワンマン公演へ向けてひと言お願いします。

 

上間江望  そうだ!9月に配信リリースの新曲のライブ初披露の姿も観てほしいんですけど。わたし、8月に発売になった「ひぐらしのなく頃にイメージソング~遊園ノ音~」に収録されている「微熱のミラージュ」を歌ってわせていただいています。ロックバラードなこの曲もワンマンで歌いたいですし、さらにまだ未公開の新曲もあるかも?!もちろん既存の曲も大切にしながら、一緒に魂を熱く交錯させるライブを楽しみたいです。会場でも、配信でも、どういう形でも構いません。ぜひ、魂をCrossoverしあいましょう!!

〈TEXT:長澤智典〉

◆インフォメーション

 絶賛配信中

「アフターウォーズ~遥かなる星の変革~EDテーマ 

「メビウスの輪廻」

https://linkco.re/pvQu1eVs

 917日配信スタート 

102日上間江望ワンマンライブ2021~Crossover Story~メインテーマ 

Crossover Soul」 

https://linkco.re/VGrHB3F2

 923日配信予定 

ET CETERA STORY ~hope~」 

 《好評チケット発売中》

上間江望ワンマンライブ2021-Crossover Story-    

 【開催日時】

20211002日(土)開場1630/開演1700 

【会場】

青山RizM

【チケット】

■スタンディング 4,500円(税込) 

https://www.funity.jp/tickets/muetike/show/UEoneman21/1/1/

■配信チケット  

【WEB配信】

販売期間:20210703日(土)120020211008日(金)2359  

https://www.funity.jp/tickets/muetike/show/UEonemanst/1/1/

 ▼上間江望アーティストオフィシャルサイト 

https://uema-emi.com/

 ▼上間江望「Crossover Soul」ショート版

⇒オリジナルサイトで全ての写真を見る(全4枚)

※タイトルおよび画像の著作権はすべて著作者に帰属します

※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

※無断複写・転載を禁止します

※Reproduction is prohibited.

※禁止私自轉載、加工

※무단 전재는 금지입니다.