先日、6月10日上映スタートの映画『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』の予告映像が公開されました!
『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』は、『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の続編。プリズムスタァというアイドルの頂点、キング・オブ・プリズムを目指してプリズムキングカップに挑む物語です。
『キンプリ』は、応援上映という上映中に声出し可の上映が魅力の作品なのですが、予告映像からとにかく応援上映が盛り上がりそうな気になるシーンが満載!
そこで、今回はキンプリ予告映像のシーンをピックアップしながら、応援上映の掛け声を予想してみます。
なぜ『キンプリ』は人気なのか?
応援上映の掛け声を予想する前に『キンプリ』のヒストリーをご紹介。
そもそも『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(以下、キンプリ)は、2013年に放送されたテレビアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』のスピンオフ作品。
如月ルヰという不思議な男の子に謎の石を託され、プリズムショーを見て欲しいと頼まれた一条シンは、Over The Rainbow(通称オバレ)のプリズムショーを見に行きます。
そこでプリズムショーに魅了されたシンは、帰り道にプリズムスタァ養成所・エーデルローズの主宰である氷室聖にスカウトされ、エーデルローズに入所します。
しかし名門だったエーデルローズは創立者の法月皇の死去により経営が悪化。元主宰で一時はプリズムショー界から追放されていた法月仁により多くの生徒が仁が設立したシュワルツローズに引き抜かれてしまったのです。
オバレの活躍でなんとか生き残っているエーデルローズは、シンを始め7人の新人が立派なプリズムスタァになるべく奮闘します。
テレビアニメの『プリティーリズム・レインボーライブ』(通称プリリズ)は、女の子たちが中心の物語でしたが、『キンプリ』はプリリズにも出ていたオバレの他、新キャラクターを中心とした男の子たちのストーリーになっていて、多くの女性から愛される作品となりました。
『キンプリ』上映当初は、2週間ほどの限定上映を予定しており、上映劇場も数館しかありませんでした。
しかし、口コミで話題になり上映劇場が拡大、上映期間も延長され、場所によっては約1年間も上映する超ロングラン上映の大人気作品への登りつめたのです。
口コミで話題になった要因は、映画の内容はもちろん、「応援上映」という上映方法。
「応援上映」とは、上映中に合の手などの掛け声をしたり、ライブシーンでサイリウムを振って応援したりなど、声を出していい上映会のことです。
『キンプリ』はこの応援上映を前提として作られており、みんなで楽しめて面白いと話題になり何10回も通い詰めるファンも現れました(筆者も10回は観に行きました)。
わけが分からないけど面白そう!それが『キンプリ』の魅力
『キンプリ』は『プリリズ』のスピンオフ作品となっていますが、主人公はキンプリかた登場する一条シンくんで、オバレの3人の話も前作で語られていたので、プリリズの内容を知らなくても楽しめる作品でした。
しかし、低予算で作られた上にスタッフが遊びまくった結果なのか、正直、「どういうこった!?」というシーンがたくさんありました。ストーリーは把握できるのですが、とにかく「ワケがわからないw」と思うシーンもあり、それが魅力だったりします。
そして、6月10日から公開される『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』も、予告から察するに突っ込みどころ満載の予感。しかしながら面白いことマチガイナシ!
そんなキンプリの続編『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』が予告からワクワク感満載なので、予告編から気になるシーンをピックアップして応援上映のシミュレーションをしたいと思います!
(ぜひ予告編を見てから読んでみてください⇒予告編はこちら!)
シンとルヰのプリズムショー♪
予告編冒頭は主人公の一条シンと謎の少年・如月ルヰのプリズムショーと思われるシーンです。
プリズムショーとははプリズムスタァたちのライブのことで、フィギュアスケートのように氷上を滑りながら歌って踊るショーです。
前作でもプリズムショーではサイリウムやキンブレを振って、キャラの名前を叫んだり黄色い歓声をあげていました。
ここは光る棒を振りながら音楽に乗り
「シンくーん!」「ルヰくーん!」
と叫びましょう。
さらに、プリズムジャンプ(スタァがジャンプするとファンたちに幻覚を見せることができる)が出る可能性があります。
「無限ハグ」というプリズムジャンプが出たらハグを受け止めてください。
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法月仁率いるシュワルツローズを崇めよ!
エーデルローズと敵対するシュワルツローズの主宰・法月仁が出てきたら、光る棒は青色にしてスタンバイ。
定番の「グロリアスシュワルツ!」という掛け声があるので、法月仁とともに、サイリウムを掲げて「グロリアスシュワルツ!」と叫びましょう。
ちなみに、法月仁はお風呂シーンが多く、予告編でも裸をさらしていましたので、お風呂シーンにも注目です! このお風呂シーンでこそ、「グロリアスシュワルツ!」の出番がある可能性大です!
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シンとルヰがキス!?
前作でもルヰがシンに抱きつくという腐女子がざわっとするシーンがありましたが、今回はさらに露骨に! 予告編にはルヰの「好きだよ」というセリフと二人がキスをしそうなシーンが入っていました。
しかも二人は裸……。ここは「ヒュ〜♪」と煽るところなのですが、今回のキスシーンはなんだかシリアスなので、掛け声はせず、ただただ二人を見守るということもありそうです。
修羅場返しってなんだ!?
今回一番「イミワカラン」と思ったシーンは、香賀美タイガが大きな団扇を振りながら、
「修羅場返しゼロ!」
と叫んでいるシーン。
「修羅場返しってなんだよ!!」
と思わず突っ込んでしまいますが、これはプリズムショーの技の一つだと思われます。
すでにタイガが持っている団扇と同じデザインの団扇の発売が決定しているので、その団扇をタイガと一緒に振る観客の姿が想像できます。
ここは団扇を持ってタイガと一緒に「修羅場返しゼロ!」と叫ぶことになりそうです。
予習バッチリで応援上映に臨みましょう。
他にも気になるシーンがたくさんある『キンプリ』予告編。エーデルローズはどうなるの!? シンとルヰの関係は? そもそもルヰは何者なの? と、情報量が多いだけに期待も高まっています!
前作では、続編ができるかも分からないまま作っていたそうで、エンディングの後に予告映像が入っていたのですが、そもそもそれが今回のストーリーの中に含まれているのかも分かりません。少なくとも公開された予告編には入っていませんでした。
そんな『キンプリ』、初見の人にもストーリーが分かるように物語の中で説明してくれているのですが、応援上映は前もって知識がある方が楽しめます。
『KING OF PRISM by PrettyRhythm』のDVDやブルーレイも発売されていますし、応援上映の動画がありますので、少しでも雰囲気が分かると当日の応援上映の参加がスムーズになるかと思います。
というわけで、6月10日から公開される『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』が気になった方は、ぜひ劇場に足を運んでみてください!
(Edit&Text/きさらぎなぎさ)
「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」公式サイト
©T-ARTS/syn Sophia/エイベックス・ピクチャーズ/タツノコプロ/キングオブプリズムPH製作委員会