【最新話レビュー】TVアニメ『ワンピース』第1028話は「ルフィが覇王色の覇気」を拳に纏えるようになった神回？

＜この記事にはTVアニメ『ワンピース』と原作マンガ『ONE PIECE』のネタバレが含まれます。ご注意ください＞

　8月6日（土）より『ONE PIECE FILM RED』の上映がスタートし、OPテーマが、ウタことAdoさんの映画主題歌「新時代」へとリニューアルされた8月7日（日）の第1028話「四皇を超えろ ルフィ反撃の鉄拳」は、絶好のタイミングでルフィが覇王色の覇気を拳にまとえるようになった神回でした。覇王色の覇気を拳にまとえるようになったルフィに対して、カイドウはどう反撃にでるのか!?

＼ #ワノ国編 アニメ放送情報！／

アニメ『ONE PIECE』1028話「四皇を超えろ　ルフィ反撃の鉄拳」は8月7日(日)朝9:30より放送

再び強敵に立ち向かうルフィの勇姿をお見逃しなく!!

▼本日23:15～ #麦わらスペース 第10回配信!!https://t.co/gtuWDBCFh0#ONEPIECE pic.twitter.com/v1rZXKbVkc

— ONE PIECE.com(ワンピース) (@OPcom_info) August 6, 2022

◆炸裂！ビッグ・マムの「震御雷」！

　ある程度対戦カードも定まってきたかと思いきや、まだまだ戦況が大きく動く回となりました。

　今回、最初に魅せてくれたのが、まさかのビッグ・マム！　ゼウスを見限ったマムが、新たに雷雲に命を与えることで、新たなホーミーズが誕生。ゼウスとは違った女性の雷雲の誕生となりました。

　実はこの新たなホーミーズ役にはなんと、『ドラえもん』の源静香役などでも知られる、かかずゆみさんが抜擢されています。今回は口元しかその正体は明かされていないのですが、登場早々に大技で大活躍。ビッグ・マムの強力な大技「震御雷（フルゴラ）」が炸裂しました。

　毎回、驚かされるのがまだこんな見せ方が残っていたのか、と工夫された大技の演出。今回のビッグ・マムは、大技の瞬間に乱れた線で描かれたビッグ・マムが映ったかと思えば、殴り書きかのような書体で“震御雷（フルゴラ）”の文字が出て、紫の雷が炸裂する派手な演出となっていました。

　緩急も見事であれば、技の不気味さも出ていて、後半のルフィの見せ場を喰わないながらも目立つ演出となっています。多くのゲームシリーズが出ているワンピースですが、こういったアニメーションシリーズで導入された演出も再現して対戦格闘ゲームを制作して欲しいところです。