『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のディスクリリースの予定がついに明らかになりました。題して“EVANGELION:3.0+1.11 THRICE UPON A TIME”。
ここで気になるのは、バージョン表記。このたび発売されるディスクの“3.0+1.11”にはどのような意味が隠されているのか? またこのディスクには、ファンにはたまらない特典映像が収録されますが、どんな映像が特典として収録されるのでしょうか?
◆そもそも“3.0+1.11”とは何か?
エヴァンゲリオンの新劇場版シリーズは、各作品ごとにバージョン表記が施されています。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』 | EVANGELION:1.0 |
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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 | EVANGELION:2.0 |
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 | EVANGELION:3.0 |
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』だけ4.0ではなく変則的な3.0+1.0表記に。これらのバージョン表記を基準に、TV放送に合わせた修正を加えたり、映像にアップデートを加えたりと修正が加わると、小数点以下の数字が変化していきます。
実は『シン・エヴァンゲリオン劇場版』もすでに複数のバージョンが存在しており、映画の公開日には「3.0+1.0」バージョンだったものが、2021年6月12日より一部調整作業が加わった「3.0+1.01」バージョンにアップデート。そして後に映像配信サービスでも調整後の「3.0+1.01」バージョンが採用されていました。
今回はこの「3.0+1.01」バージョンにさらに一部調整を加えた「3.0+1.11」バージョンがディスクに収録、2023年3月8日にBlu-rayとDVDが発売されます。