◆『呪術廻戦』──東堂葵の誕生には更木剣八が関係している?

画像引用元:Amazon.co.jpより

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 昨年の秋に「千年血戦篇」が放送され、今年の夏には「千年血戦篇-訣別譚-」の放送が始まる『BLEACH』も『呪術廻戦』のキャラクター設定に影響を与えたとしてファンの間で噂されています。

 そもそも、『呪術廻戦』の作者・芥見下々先生は、自身で『BLEACH』のファンだと公言しています。その本気度は、芥見先生のラブコールで『呪術廻戦 公式ファンブック』に芥見先生と『BLEACH』の作者・久保帯人先生の対談が掲載されるほどです。

 実際に、『呪術廻戦 公式ファンブック』では芥見先生が、呪術高専京都校の生徒として登場する東堂葵の出発点は、『BLEACH』の更木剣八だと語っていました。更木剣八のような登場するだけで安心する強いキャラを『呪術廻戦』の中でも登場させたいと考えたようです。

 また、『BLEACH』に登場する虚(ホロウ)は、悪霊の総称で人間の負の感情が原動力となり生まれた存在です。フィッシュボーンDやアシッドワイヤーといった虚(ホロウ)は、主人公の黒崎一護や朽木ルキアといった死神たちを苦しめます。

 虚には強さや大きさによって階級が存在し、特に強大なものは大虚(メノスグランデ)と呼ばれます。

 一方、『呪術廻戦』で、虎杖悠仁たち呪術師の敵として登場する、呪霊は人間の負の感情から生まれた存在。

 このように、虚も呪霊も人間の恐怖や不安といった負の感情から生まれたことが共通しています。また、呪霊も虚と同じく階級ごとに強さが分けられているのも特徴です。

 さらに、それぞれの作品の主人公にも共通点があます。

 『BLEACH』の主人公・黒崎一護は生まれつき霊が見えるという特殊能力は持っていましたが、ごく普通の暮らしを送っていました。しかし、彼はある日事件に巻き込まれ、人間とは別の存在の死神になってしまいます。

 『呪術廻戦』の虎杖悠仁も普通の生活を送る高校生でしたが、ある日、急な事件に巻き込まれ、宿儺という特級呪霊の器になってしまい呪術師として呪霊たちの戦いに身を投じていきます。

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