昨今は、アプリゲームがアニメ化される流れが激しくなっていますね。『8月のシンデレラナイン』『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』などが記憶に新しいでしょうか。

 そんな流れに乗り、今春もいくつかアプリゲーム原作の作品がオンエアされていますが、本記事ではその中からCygamesよりリリースされているアプリ『プリンセスコネクト!Re:Dive』(以下、プリコネ)のアニメについて、世界観や見どころを紹介していきます。

複雑な設定はなし! ライトな気持ちで見られる世界観

プリコネ アニメ 画像<画像引用元:https://anime.priconne-redive.jp/news/detail.php?id=0015 より引用掲載 © アニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive」製作委員会>

  アプリゲームが原作となった作品を視聴したとき、原作をプレイしていなかったために設定などでうなずいて、アニメを楽しめなかったという経験はありませんか?

 『プリコネ』では、ゲームのシナリオをそのまま映像化するのではなく、ゲームへの新規参入を目的とする側面が強く出ています。そのため、ゲーム本編のストーリーを拾いつつ、よりキャラクター性を押し出した演出が多いのが特徴。シリアス少なめ、ギャグ多めの世界観で、問題なく視聴をすすめることができます。

 原作アプリをプレイ済みという視聴者には、ゲーム内では見られない掛け合いが多く描かれている点で楽しみが提供されており、プレイの有無に関わらず嬉しいポイントが用意されています。

漂う既視感――このテンポ感はまるで『このすば』!?

プリコネ ペコリーヌ かわいい 画像<画像引用元:https://anime.priconne-redive.jp/story/?id=02 より引用掲載 © アニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive」製作委員会>

 第1話冒頭で主人公が華麗に狼型モンスターを撃破……と思いきや、あっさり倒されてそのまま引きずられ、あわや胃の中に。同話中に計3回も同じ演出を入れてくるも小気味のよい天丼で、視聴中に思わず吹き出してしまいました(笑)。

 「このテンポ感、どこかで?」と思いきや、作中にヒントが散りばめられていました。その答えは、度々登場する小悪党キャラ・イカッチとチャーリーにあります。

 それぞれ声を稲田徹さんと福島潤さんが担当しており、福島さんは『この素晴らしい世界に祝福を!』(以下、このすば)で主人公・カズマを。稲田さんも作品を盛り上げる役として出演しています。このふたりの掛け合いが同作を彷彿とさせ、制作陣がオマージュを意識していることが伺えますね。

 話数を重ねる中で『このすば』以外の作品の小ネタを拾っていたりする部分もあり、注目したいポイントの一つとなっています。

料理系アニメ顔負け⁉︎ 怒涛の食事シーンはまさに飯テロ!

プリコネ アニメ 第1話 画像02 <画像引用元:https://anime.priconne-redive.jp/story/?id=01 より引用掲載 © アニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive」製作委員会>

 第1話のサブタイトルが「冒険の始まり〜夕焼け空にきのこのソテー〜」とあるように、食事シーンが多い点も魅力的。第1話だけで竹筒で炊いたご飯をはじめ、塩おにぎりやクレープなどなど。

 <画像引用元:https://anime.priconne-redive.jp/story/?id=01 より引用掲載 © アニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive」製作委員会>

 登場する料理こそシンプルだったり馴染みのないものも多いですが、それらを特によく食べるのがお腹ぺこぺこのペコリーヌ。安全性不明のきのこ型モンスターや虫料理でさえ美味しく頂くその姿には、可愛いさはもちろん見ている者の食欲を刺激する効果があるのではと思うほど。

 視聴の際は、傍らに飲食できるものを置いておくことをオススメいたします・・・・・・(笑)。

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アニメにハマったら、アプリで二度美味しい!!

 前述したように、ゲームアプリを原作とする本作は、アニメにハマった視聴者をゲームへ誘導する役割も担っています。

 アニメでバリバリ動いているキャラたちを見たあとにアプリでは物足りないと思うかもしれませんが、侮ることなかれ。アプリ版『プリコネ』は、数あるアプリゲームの中でも一際アニメーションパートを多く取り入れており、アニメにも引けを取らないレベルで動くヒロインたちの活躍を楽しめます。

 アプリ内でお気に入りのキャラを育てて活躍させることで、ゲームならではのカットインやデフォルメ2Dグラフィック、アニメでは描かれていないキャラごとのストーリーを楽しめ、まさに一粒で二度美味しい! 

アプリ公式HP:https://priconne-redive.jp/

 

 ――ここまで『プリコネ』の魅力を紹介してきました。まだまだ予断を許さない社会情勢が続きそうですが、アニメで笑ってストレスを解消したり、アプリで気になるキャラを深堀りしたりと、『プリコネ』で日々の不安を吹き飛ばしてみてはいかがですか?

(Edit&Text/叶梢)


アニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive (プリコネR)」公式サイト | Cygames

© アニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive」製作委員会

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