2020年春アニメも中盤に差しかかり、盛り上がっているアニメとそうでないアニメに分かれてきました。

 多くのアニメが一定数のファンを集めているなか、イマイチファンを集めていない作品があります。

 それは、ソーシャルゲーム産のアニメ『社長、バトルの時間です!』です。

社長、バトルの時間です! 第3話 画像<画像引用元:https://shachibato-anime.com/story/ep03.html より引用掲載 ©KADOKAWA・でらゲー・PREAPP PARTNERS/「シャチバト!」製作委員会>

 なぜ、ソーシャルゲーム産アニメであり、元々ファンがいるハズの本作がイマイチな評価を受けているのでしょうか?

 今回は、『社長、バトルの時間です!』がイマイチである理由を紹介していきます。

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ご新規さんお断り!? ゲームファンのためのアニメ『社長、バトルの時間です!』

社長、バトルの時間です! 第1話 画像<画像引用元:https://shachibato-anime.com/story/ep01.html より引用掲載 ©KADOKAWA・でらゲー・PREAPP PARTNERS/「シャチバト!」製作委員会>

 ソーシャルゲーム産のアニメは、基本的に以前からプレイしてきたユーザーがアニメーションとして動くキャラクターに感動するだけの作品になってしまいがちです。本来ならアニメを通してゲームユーザーを増やすことが目的なのにもったいないですよね。

 実は同じソーシャルゲーム産のアニメ『社長、バトルの時間です!』もこの例に漏れず、新規ユーザーがイマイチ楽しめないアニメになっています。

 このアニメのイマイチな点は、全体的に唐突なイベントや起伏の少ないイベントが多い点です。淡々と話が進んでいくので、あまり作品の内容が頭に入ってきません。起承転結の起転がない作品だと言えるでしょう。

 また、シナリオも本家のゲームシステムと似ているようで、アニメでは全く別のことをしています。

 これでは新規ユーザーに『社長、バトルの時間です!』がどういったゲームなのか全く伝わらないのではないでしょうか。

 元々、ソーシャルゲーム産のアニメは本家ゲームの魅力を伝えることが難しく、アニメ化する際の大きな課題だと言えるのですが、この作品は特に酷いです。

 アニメを5話視聴するより、ゲーム公式サイトのゲーム紹介を5分見る方が100倍ゲームをプレイしたくなります。

 ⇒『社長、バトルの時間です!』ゲーム公式HP https://shachibato.jp/

  アニメだけを視聴していた視聴者はこの公式サイトを観て、予想より遥かに面白そうなゲームでビックリするのではないでしょうか。

 『社長、バトルの時間です!』はアニメを観るより先に、まずはゲームをプレイしてみるのがいいかもしれません。

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登場人物全員「モブキャラ」……キャラクターに魅力がない?

社長、バトルの時間です! 第5話 画像<画像引用元:https://shachibato-anime.com/story/ep05.html より引用掲載 ©KADOKAWA・でらゲー・PREAPP PARTNERS/「シャチバト!」製作委員会>

 『社長、バトルの時間です!』のイマイチなポイントとして、キャラクター全般に魅力がないことがあげられます。

 どの点に魅力がないかと言いますと、キャラクターたちに背景を感じられない部分です。これはソーシャルゲーム特有の問題点だと言えるでしょう。

 そもそもソーシャルゲームに登場人物するキャラクターはゲームの進行を助けるキャラクター、自分が操る育てるキャラクターばかりで、キャラクターの深堀があまりされていません。

 そのため、アニメでも背景のないハリボテのようなキャラクターになってしまっています。これでは『社長、バトルの時間です!』の登場人物は全員がモブキャラみたいです。

 アニメとしてキャラクターに興味が持てないのは致命的な弱点と言えます。このような状態ではソーシャルゲーム産のアニメがヒットするのは難しいでしょう。

 しかし、ヒロインのユトリアだけは少し魅力的なキャラクターとなっています。ユトリアは主人公の幼馴染として登場しており、主人公を慕うことになる過去が気になるところですね。

 また、主人公の秘書をするよりも前に先代社長の元で秘書をしていたため、非常に頼りになるキャラクターとして描かれています。近年では頼りになる女の子キャラクターの人気が高まっているので、その点はいいかもしれませんね。

 『社長、バトルの時間です!』では、ユトリア以外のキャラクターは全てモブキャラクターのようでイマイチだと言えます。

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説得力がない!? 唐突に閃く主人公に視聴者唖然

社長、バトルの時間です! 主人公 画像<画像引用元:https://shachibato-anime.com/story/ep05.html より引用掲載 ©KADOKAWA・でらゲー・PREAPP PARTNERS/「シャチバト!」製作委員会>

 『社長、バトルの時間です!』の序盤はゲームのチュートリアルをプレイしているような物語が続きます。

 ゲームでは、それでも自分で操作しているので楽しめるのですが、アニメでは観ているだけなので、中身の無さに退屈してしまいます。

 また、物語で登場するボスモンスターとの戦闘もイマイチです。本作では、遭遇したボスモンスターにメンバーが苦戦するも主人公がボスモンスターの弱点を発見し無事討伐という流れになるのですが、その弱点発見があまりにも唐突過ぎて視聴者を置いてきぼりにしています。

 伏線もなにもなく、特別弱点に気づく要素がないにも関わらず、なぜか主人公は弱点に気づいていきます。

 また、その弱点が意味不明なこともあり、全体的に説得力にかけてしまっているようです。主人公の唐突な閃きにはちゃんと理由があるのでしょうか。逆に気になってしまいますね。

 このように『社長、バトルの時間です!』では、シナリオの薄さが大事な戦闘シーンにも影響を及ぼしています。これが盛り上がりに欠けさせている要因となっていると言えるでしょう。モンスターとの戦いが主体であるアニメがこれではイマイチと言われても仕方ありません。

 本作の戦闘シーンはどうしても、システマチックにイベントをこなしている印象を受けてしまいますね。

 よって、『社長、バトルの時間です!』を退屈に感じているアニメファンも多いのではないでしょうか。

 

――いかがでしたか。これらが『社長、バトルの時間です!』のイマイチな理由です。

 1クールに多くのアニメを放送すると、どうしてもイマイチなアニメが多くなってしまうのですが、できるだけそういう作品は避けたいですよね。

 残念ながら『社長、バトルの時間です!』は、ちょっと人にはオススメできない作品になっていますが、原作ゲームをプレイしているユーザーにとっては楽しめるアニメになっているかもしれません。

(Edit&Text/天乃ひる)

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TVアニメ「社長、バトルの時間です!」公式サイト

©KADOKAWA・でらゲー・PREAPP PARTNERS/「シャチバト!」製作委員会

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