クールに見えるけど実は……!? 秋アニメ美少女には「変わりダネ」が多すぎ！

◆権力者になびかない！だが食べ物には弱い『後宮の烏』より柳寿雪

＜画像引用元：https://kokyu-anime.com/story/?id=03　©白川紺子/集英社,「後宮の烏」製作委員会＞

 　寿雪は烏妃（うひ）と呼ばれ、黒い衣装を常に身にまとっている怪しげな存在であり、不思議な術を使って相談事を解決していく役目を持つ女の子。

　自分のことは自分でする、と侍女も持たず一人で生きてきました。権力者にもなびかないしっかり者な姿が、クールっぽさを演出していますね。

　黒髪の印象が強い寿雪ですが、実はその髪は黒く染められたもの。水で落とすとキレイな銀髪が現れます。

　黒く染めているのには理由があり、現皇帝の高峻（こうしゅん）の祖父によって前王朝の欒(らん)一族は反逆者として皆殺しにされてしまったから。欒一族の特徴が美しい銀髪であり、寿雪はその末裔なのです。

　人を寄せ付けず、暗い過去を持つ寿雪ですが、食べ物のこととなると目が輝きます。

　第1話で高峻は寿雪に相談事を聞いてもらおうと、寿雪の好物である包子を持ってきました。このとき寿雪は匂いだけで食いつき、期待に目をキラキラさせるのですが、お預けをくらいます。悔しそうに「話だけなら」と相談を聞く寿雪。

　普段のツンとした表情からは想像できないギャップにはキュンとしちゃいますね！　他にも高峻に「かわいい」と言われて顔を赤くするなど、思ったよりも感情表現が豊かな女の子なのです。

　そんな寿雪の美しい銀髪が見られるのは第1話終盤と第2話の冒頭のみで、とても希少なシーン。池のほとりで見た寿雪の本当の姿を高峻は「女神とはこういうものか」と言っていました。

　月光に照らされた銀髪はまさしく女神そのもの。彼のセリフに激しく同意した視聴者も多いのではないでしょうか！ 

後宮の烏 (集英社オレンジ文庫)

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　──女王様気質なアレクシア、まるで狂犬のような性格のミオリネ、食べ物に目がない寿雪。

　クールっぽく見えて、実はさまざまな素顔が隠されたヒロインたち。ツンツンな表情が多いけれど、たまに魅せてくれるデレが彼女たちの良さですね。

　あなたなら、どのヒロインを推しますか？

〈文/おちとも @ochitomo8　編集/mizuno〉