『チェンソーマン』など覇権アニメと言われている秋アニメは、作品ごとに個人でも活躍するアニメーション作家が続々と参加しているのが特徴。

 あっちではあの作家、こっちではあの作家……と毎週各所で意外な人がピンポイントでTVアニメに参加していて、アニメーション作家の本気度がいい意味でドン引きするくらい伝わってきます。

 特に注目したいのがエンディング。今季の覇権アニメのエンディングの力の入れようはハンパじゃない! どんな作品のエンディングでアニメーション作家たちがついに本気を見せたのでしょうか?

◆豪華な週替わりEDの『チェンソーマン』

 今季の覇権アニメでも異端といわれているのが『チェンソーマン』。本作は、週替りにエンディングテーマが違うという挑戦的なアニメです。

 『チェンソーマン』は、放送前から特番を組んだり、早々に各種雑誌の表紙を飾るなど、随一の話題作というのは言わずもがな。多くの会社が共同して出資する形態のTVアニメが主流の中、アニメーション制作会社MAPPAが初めて100%出資の形態で放送するという挑戦性も注目点となっています。

 その異端さは作品の各所に表れているのですが、その異端ぶりが表れている要素の一つが前述したように、エンディングテーマが週替わりで変わること。各話エンディングで、別のアーティストが担当するという豪華な方式となっています。

 ここでさらに驚かされるのが、楽曲に合わせてアニメーションも新規に用意されていることにあります。楽曲や本編の展開にも合わせて、テイストの違うアニメーションが毎週用意されていて、ひとつのコーナーのようになっています。

 たとえば、実写的なアプローチが特徴的な本編に比べて、際立ってポップなビジュアルがかわいい第4話では、イラストレーターという顔を持つアニメーション作家coalowlさんを起用。次々と衣装を替えていくパワーと、軽快なダンスが可愛いアニメーションとなっており、本編とのギャップと合わせて、目を引く映像となっていました。

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