◆『BURN THE WITCH』との関係が少しずつ明らかに!
<画像引用元:https://burn-the-witch-anime.com/special/blu-ray ©久保帯人/集英社・「BURN THE WITCH」製作委員会>
そして、『BLEACH』本篇と『BURN THE WITCH(以下、BTW)』の世界線がつながっていることも分かりました。
2020年にBLEACH20周年プロジェクトの一環として、シーズン1の短期集中連載、そして劇場版アニメが公開された『BTW』。こちらはイギリス・ロンドンが舞台。裏側の世界「リバース・ロンドン」に現れる異形の怪物・ドラゴンの保護と管理を担う少女たち(魔女)の戦いを描いています。
作中にて尸魂界・西梢局(にしとうきょく)との記載があり、『BLEACH』本篇と世界観が共有されていることが判明しました。本編でも一度しか使われていない尸魂界・東梢局の伏線をここで回収してきたか! というようにとても驚いたポイントです。
もう一つは、2021年に完全新作読み切りとして公開された『BLEACH 獄頤鳴鳴篇』。両方ともユーハバッハ率いる軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」との戦いから、12年後が舞台というところも気になるところ。
【#BLEACH 読切漫画配信決定!】
今夏WJ36・37合併号に掲載の読切漫画「BLEACH 獄頤鳴鳴篇」が、電子版限定コミックとして12月3日(金)配信決定!読切73ページに加え、公式FC「Klub Outside」で公開のキャラ設定画を全て掲載!
お楽しみに!〈スタッフ〉 pic.twitter.com/zUp4OY3g0R— 久保帯人&スタッフ (@tite_official) November 15, 2021
特に獄頤鳴鳴篇で明かされた、強すぎる力(霊子)を持つ隊長たちを地獄に堕とす儀式(魂葬礼祭)や、地獄から現れた死んだはずのザエルアポロ、地獄蝶の役割……。そのほか、気になる点が多すぎる状態でお預けを食らって1年半経ちますが、いまだに連載再開の吉報はありません。
それもそのはず、久保帯人先生は千年血戦篇の総監修などを行っており、かなり多忙なハズ。連載再開は総監修の仕事がひと段落した頃や、アニメが放送終了した頃になると考えられます。
千年血戦篇で初代護廷十三隊の情報が解禁されたのも、地獄に堕とされているはずの彼らを獄頤鳴鳴篇で登場させるつもりなのかもしれません。胸アツ展開が予想されますね!
第4話では地獄蝶の補完シーンがあり、獄頤鳴鳴篇読了後のファンは気になったのではないでしょうか? これだけ匂わせているならば、もしかすると千年血戦篇第4クールのラスト、もしくは劇場版として獄頤鳴鳴篇を映像化するのでは? と期待が膨らみます。
——さまざまな伏線が散りばめられている『BLEACH』。まだまだ出しきれないほどたくさんの考察があります。
待ち遠しい第2クールは7月スタート予定。10年待ったアニメ化ですが、第2クールまでの残り5ヶ月はとても長く感じます……。
みなさんもぜひこの機会に、漫画やアニメ、小説にアプリゲームと幅広く展開されている『BLEACH』をチェックし、考察沼にハマってみてはいかがですか?
〈文/織部樹 @itsuki_subcul〉
平均3ヶ月に1度は仕事の関係で引っ越しを行う住所不安定ライター。夏は海辺、冬は雪山で過ごしつつ執筆を行なっている。好きなものはアニメと音楽と旅。好きな曲を流しながらのドライブと、全国各地のカフェ巡りやアニメの聖地巡礼が趣味。大手出版社のアウトドアメディアでも原稿を執筆中。