2018年10月26日(金)から六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーにて開催されている、「カードキャプターさくら展 -魔法にかけられた美術館-」に先日足を運んできました!
記者が足を運んだ日は平日夕方で雨が降っていましたが、悪天候にもかかわらず観にくるお客さん結構多かったです。お客さんは、殆どが女性で、男性客はたまにいる程度。子供のお客さんはこの時はみかけませんでした。
3階のチケット売り場にて当日券を購入し、いざ会場のある52階へ向かうと……ででーん! と大きな、CLAMP先生描きおろしのメインビジュアルが目に入ってきました。さらに、エントランス付近にはCLAMP先生直筆のサイン色紙も! これはファンなら必ず目に焼き付けておきたいものですね。では早速会場の中へ……。
最初のエリア「はじまりの書庫」
まず最初のエリアは、「はじまりの書庫」です。ここでは様々な有名人が『カードキャプターさくら』という作品の魅力について語ってくれています。また、各キャラクターによる様々な名言も掲載されていますので、必見です。
これから行かれる方は、このエリアにある「TOMOYO FINDER」という名の覗き穴を見落とさないように気をつけてください。色が壁と同化していて、その存在に気づかずに素通りしてしまうお客さんが多かったです……。これを見落としてしまうのはもったいないと思います。
2つめのエリア「スペシャルシアター」
最初のエリアを見終えると、次は「スペシャルシアター」です。このエリアに行ってしまうともう最初のエリアには戻れませんので、これから行く予定のある方は気をつけてください。ここで見ることができるのは、この展覧会だけのオリジナルストーリーです。
3つめのエリア「花の部屋」
続きまして、3つめのエリアは「花の部屋」です。ここには数種類のお花のシールが置いてあり、観客はそれぞれお好みのシールを取り、壁や床などどこでも思い思いの場所に貼ることができます。記者もさくらの花びらのシールを1枚、ある場所へ貼らせていただきました。
お客さんひとりひとりが貼っていったシールがたくさん集まることによって、一種のアートが出来上がっております。いったいどのようなアートになっているかは、ぜひみなさんご自身の目で確かめてみてください。
4つめのエリア「包囲された知世のアトリエ」
そして、4つめのエリア「包囲された知世のアトリエ」。このエリアは記者がいちばん衝撃を受けたエリアであり、イチバン好きなエリアでもあります。このアトリエでは、知世ちゃんが作った衣装(バトルコスチューム)を間近で見ることができるのです!
こんなに近くでまじまじと衣装を見ることのできる機会はそうそうないと思いますので、とても貴重ですね。まだこの展覧会に行かれていないという方は、ぜひ一度足を運んでこの衣装の大きさや素材をじっくりとご覧になっていただきたいです。とてもこだわって作られています。そして、制作費もかなりかかっていそうです。
さらに素晴らしいことに、このエリアでは、CLAMP・もこな先生制作のミニドレスも見ることができます。こちらも必見です!
5つめのエリア「迷な原画ゾーン」
続いて、5つめのエリアは「迷な原画ゾーン」です。このエリアは名称通り、クロウカード編・さくらカード編・クリアカード編それぞれの原画が展示されています。原画の数は前期と後期を合わせるとなんと約200点! このエリアは写真撮影不可エリアとなっておりましたので、CLAMP先生による美しい原画をぜひご自身の目で確かめてみていただきたいです。
6つめのエリア「記録の部屋」
6つめのエリア「記録の部屋」では、懐かしの雑誌の付録などが展示されていました。
『カードキャプターさくら』という作品が、長い年月をかけて多くの人に愛され続けてきたのがとても伝わってきます。このエリアではLINEを使用して参加型展示に参加することができるので、記者も参加してきました。
また、ここではさくらちゃんと一緒に写真を撮ることもできますので、これから行かれる方は要チェックです。
7つめのエリア「大なケロちゃん」
7つめのエリア「大なケロちゃん」では、大きいケロちゃんと一緒に写真を撮ることが可能です。12/21(金)迄の平日16:00~19:00限定で、さくらちゃんの杖や衣装を無料で借りることができます。
11月9日(金)に放送されたニコ生にて、ハライチの岩井勇気さんがこのエリアでピンクのバトコスを着用されていたのがとても印象深いです。衣装は男性の方も着用可能とのことですので、みなさんも機会がありましたら、ぜひ。
8つめのエリア「カードの間」
最後のエリアとなる8つめのエリア「カードの間」では、「クロウカード」「さくらカード」「クリアカード」が一斉に展示されています。カードは筆者が思っていたよりも結構大きかったです。こうやって一度にまとめて見てみると、かなり感慨深くもあり、衝撃的でもあります。
また、このエリアでは新たなクリアカードを見ることができるのですが、技術的な意味でいったいどのようにして作られているのか、とても気になりました。クリアカードの、「表と裏で柄が異なるのに奥が透ける」という特徴を三次元で忠実に再現しているこの技術に感服いたします!
――展覧会のすべてのエリアを見終えると最後には、さくら展のミュージアムショップがあります。さくら展のオリジナルグッズを入手することができますので、ファン必見ですね。
また、展覧会会場の傍に、さくら展とのコラボカフェがありますので、そこで展覧会の余韻を楽しむのも良いと思います。
カードキャプターさくら展はファンなら行く価値のある展覧会だと思いますので、まだ行かれていない方はぜひ一度開催期間中に足を運んでみてください!
(Report&Text,Photograph/harupon)
©CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./カードキャプターさくら展製作委員会