◆「育ての親」海原神との決闘で本気を出す
獠が本気を出したといえる戦いは、原作34巻でも見られ、相手は9月公開の『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』」にも登場する獠の育ての親、海原神です。
幼いころに飛行機事故で紛争地帯に墜落、ゲリラ地帯で孤児となった獠を育て、戦う術を教えた海原ですが、獠に天使の涙(エンジェルダスト)を打ち、海坊主の部隊と戦わせた張本人でもあります。
獠と海原の決闘は、クルーズ船で行われました。獠のすべてを知り尽くす海原との戦いは勝ち目がないと思われましたが、海原に天使の涙(エンジェルダスト)を打たれてボロボロにされた獠のかつての相棒ミックのお守りが勝運をもたらします。
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決闘は実にシンプルで、お互いの初弾で決着しました。2人とも胸に弾丸が当たりますが、ミックのお守りの弾丸のネックスレスを踏んでバランスを崩した海原の弾は獠の胸をかすめただけなのに対し、獠の放った弾は海原の心臓に当たりました。
ミックのお守りがなければ、良くて相討ちだったと思われ、獠が育ての親であり、戦いの師でもある海原相手に本気の本気で戦った場面といえるでしょう。